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未来授業 第2回  片渕須直   Vol.1171
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今週の講師は、映画「この世界の片隅に」を手掛けたアニメーション映画監督、
片渕須直さんです。
「この世界の片隅に」は、こうの史代さんのマンガが原作。
物語の舞台は、第二次大戦末期の広島と呉です。
片渕監督は、こうのさんの原作を読み解くとともに、
当時の新聞や日記、写真などを丹念に調べて、時代考証を行ったと言います。


◆片渕須直(カタブチ・スナオ)
アニメーション映画監督。
1960年生まれ。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』に脚本家として参加。
『魔女の宅急便』(89)では演出補を務めた。TVシリーズ『名犬ラッシー』(1996)で監督デビュー。
その後、長編『アリーテ姫』(01)を監督。TVシリーズ『BLACK LAGOON』(06)の監督・シリーズ構成・脚本。
2009年には昭和30年代の山口県防府市に暮らす少女・新子の物語を描いた『マイマイ新子と千年の魔法』を監督。
口コミで評判が広がり、異例のロングラン上映とアンコール上映を達成した。
またNHK復興支援ソング『花は咲く』のアニメ版(13)では、こうの史代とタッグを組み多くの人に感動を届けた。