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未来授業 第2回 坂村 健 Vol.1151
Podcast
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モノをインターネットにつなぐIoT技術の第一人者・坂村さんが、IoTに欠かせないAI・人工知能と人間の関係について問いかけました。
ニューラルネット、と言われる神経回路網が何層にも重なるAIは、様々な情報を処理、抽象化することが可能になっています。
その技術を飛躍的に高めるのが、AIとAIが連携することで、お互いが学び合うディープラーニングという手法でした。
しかし「かなり強力」とされるAIでも、できないと思われることがあります。それは一体何なのでしょうか?

未来授業2時間目。『AIは欲望を持ち得るか?』

工学博士 坂村 健
1951年東京生まれ。東京大学大学院情報学環教授、ユビキタス情報社会基盤研究センター長、工学博士。1984年からオープンなコンピュータアーキテクチャTRONを構築。TRONは携帯電話の電波制御をはじめとして家電製品、デジタルカメラ、車のエンジン制御、ロケットなど世界中で多く使われている。現在、IoT社会実現のための研究を推進している。2002年1月よりYRPユビキタス・ネットワーキング研究所長を兼任。2015年 ITU(国際電気通信連合)創設150周年を記念して、情報通信のイノベーションを通じて、世界中の人々の生活向上に多大な功績のあった世界の6人の中の一人として選ばれる。