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未来授業  第2回  有路昌彦   vol.1047
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今週の講師は、近畿大学世界経済研究所教授、
有路昌彦さん。専門は生物資源経済学です。
夏の「土用の丑の日」が近づいていますが、
「うなぎ」はここ数年、流通量が減少して、価格も高騰(うなぎのぼり!冗)。
絶滅危惧種に指定され、わたしたちの口に入ることが少なくなりました。
“なにか「うなぎ」に代わる魚はないだろうか?”
そう考えた有路さんは、ある淡水魚の研究開発に乗り出します。
未来授業2時間目、テーマは『ミッション!うなぎ味の魚を探せ』

◆有路昌彦(アリジ・マサヒコ)
1975年福岡県生まれ。
京都大学農学部卒、京都大学大学院博士課程修了後、
大手銀行系シンクタンク研究員、民間経済研究所役員、
近畿大学農学部水産学科准教授を経て現職。
京都大学博士 (農学:生物資源経済学)。
専門は水産、食料経済、事業化、リスクコミュニケーション。
OECD水産委員会政府代表団員など各種国際会議委員、政府各種委員、
自治体各種委員を歴任。
現在は、内閣府食品安全委員会企画等専門調査会委員、
日本学術会議連携会員(食の安全部会幹事)、日本水産学会編集委員、
国際漁業学会事務局長理事等を兼務。食品に関する事業、経営再建や事業化を手掛ける。
「ウナギ味のナマズ」「におわないブリ」の開発者としても知られる。
各種学会賞受賞。論文、連載、著書多数。
著書に「無添加はかえって危ない」(日経BP)、「水産業者のための会計・経営技術」(緑書房)、「誤解だらけの「食の安全」」(日経プレミア新書)などがある。
近畿大学支援の株式会社食縁は日本経済成長の鍵として、
国産養殖水産物を世界に向けて加工輸出している6次産業化事業体である。
「うなぎ味のなまず」は、7月30日「土用の丑の日」に向けて、
イオンの一部店舗で販売されるほか、銀座の「近畿大学水産研究所」でも限定販売されます。