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畠山直哉さん 第1回 未来授業 Vol. 846
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今週の講師は、写真家、畠山直哉さんです。
1980年代に写真家デビューし、日本各地の石灰石鉱山やセメント工場をフィルムに収める一方、都会の建築物なども撮影。「自然と都市の関わり」をテーマに作品を発表し、国内外で高い評価を受けています。

そんな畠山さんの故郷が、岩手県陸前高田市。震災の津波は、市内を流れる気仙川をおよそ8キロ遡上し、地域に甚大な被害をもたらしました。
震災後、失われた故郷の風景を撮り続ける畠山さんは、変わりゆく陸前高田を写真に収めるためいまも毎月一度は故郷に足を運んでいます。

未来授業1時間目、テーマは『あの日までと、あの日から』

◆畠山直哉(はたけやま・なおや)
1958年岩手県陸前高田市生まれ。筑波大学芸術専門学群にて大辻清司に師事。1984年に同大学院芸術研究科修士課程修了。以降東京を拠点に活動を行い、自然・都市・写真のかかわり合いに主眼をおいた、一連の作品を制作。国内外の数々の個展・グループ展に参加。作品は以下などのパブリック・コレクションに収蔵されている。国立国際美術館(大阪)、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、ヒューストン美術館、イェール大学アートギャラリー(ニューヘブン)、スイス写真財団(ヴィンタートゥーア)、ヨーロッパ写真館(パリ)、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館(ロンドン)