『零 -ZERO-』 サウンドのひみつ! (3月17日放送分より)
2018/3/22
4月13日(金)公開、
劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』主題歌の
『零 -ZERO-』
映画の公開に先立って4月7日(土)から、配信がスタートします!
すでに番組でもオンエアしていますが、
いただいた感想をご紹介していたら、
“サウンドのひみつ”が止まらなくなったんです!!
・・・え??聞いちゃいます?
せっかくお尋ねいただいたし、言っちゃいましょう!!
この『零 -ZERO-』
エレキギターは久々に『ジャズマスター』を
引っ張り出してきました。
曲の中にトレモロで「ゴヨヨヨヨ〜ン♪」って
フレーズがあるんですけど、
ジャズマスターが良いと思いまして。
もう一本は『テレキャスター』の
”ブルーフラワー"というモデル。
これも珍しくて、検索すると出てきますよ。
そしてお尋ねの件、アコギの方ですが・・・
大変貴重なガットギターを入手しまして。
その一本が、”ロベール・ブーシェ"という
フランス人の画家の方がお作りになったギター、
生涯で154本しかギターを作ってないんです。
その中の1959年製のものを
偶然手に入れる機会があったんです。
もう一本はエルマンハウザー1世という、
これまた名器でございます。
1928年製で、サイドバックがメープルでございまして、
トラ目がびっしり入っているフラメンコギターです。
最初はこれだけで曲を作っていたところ、導かれたのか、
フラメンコっぽい曲が良いな!と思ったんですよ。
映画タイトルの”執行人"という言葉が、
僕の中で西部劇的な、クリント・イーストウッドさんが
よくやられていたのが浮かんできて。
でも果たして、この2018年の現代に、
しかも劇場版のコナンくんに、
マカロニウエスタンだったり、
フラメンコ調っていうのが合うかなあ??
って思ったんだけど。
でもインスピレーションでそういう風に思いついてしまったので
まずは一度形にしてみようとしたんです。
そのとき偶然手にいれた、このスパニッシュギターで曲を作っていったら、
見事こういう形になっていきまして。
このようにエルマンハウザー1世とロベール・ブーシェが
ポップミュージックの中で使われて、聴かれるというのは
なかなかないことと思います。
この曲に秘められたギターのひみつ、
密やかな、自分の楽しみにしようと思ったんだけど。
えみだまちゃんが聞いてくれちゃったもんだから!(笑)
存在は知ってるけど、音を聴いたことがない、
そんな方が世界中にたくさんいる、そんな2本のギターです。
「福山、わかってないなあ。
このギターはそういう風に使うんじゃないんだよ」って
叱られるかもしれないけど、音源化していただけるのは、
すごく嬉しいことだと思ってます。
・・・作家・今浪はじめ、私達スタッフも
いろんな固有名詞にわからないこともたくさん。
でもギターも、そこから導かれたサウンドも魅力がたくさん。
そんな気持ちになりました。
それにしても、福山さん、ギターの話をすると止まりません(笑)
引き続き、『零 -ZERO-』
お聴きになったアナタの感想・効果・効能お待ちしています!
劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』主題歌の
『零 -ZERO-』
映画の公開に先立って4月7日(土)から、配信がスタートします!
すでに番組でもオンエアしていますが、
いただいた感想をご紹介していたら、
“サウンドのひみつ”が止まらなくなったんです!!
東京都 えみだまちゃん
『零』フルぶっかけ、拝聴しました。
曲の冒頭から、ぐいっと完全に引き込まれました。
まだ、映画のストーリーは知らないものの、
ひたすら妄想させるコナンの世界観で、
鳥肌がビンビンに立ち、震えました。
フラメンコ調な所が超絶カッコいいし、
情熱と・・・
静寂と・・・
さらに切なさをも感じさせるところ、凄すぎます!
目頭熱いです!
フラメンコギターは、ましゃが弾いているんですか??
ギターのことも聞きたいです!
・・・え??聞いちゃいます?
せっかくお尋ねいただいたし、言っちゃいましょう!!
この『零 -ZERO-』
エレキギターは久々に『ジャズマスター』を
引っ張り出してきました。
曲の中にトレモロで「ゴヨヨヨヨ〜ン♪」って
フレーズがあるんですけど、
ジャズマスターが良いと思いまして。
もう一本は『テレキャスター』の
”ブルーフラワー"というモデル。
これも珍しくて、検索すると出てきますよ。
そしてお尋ねの件、アコギの方ですが・・・
大変貴重なガットギターを入手しまして。
その一本が、”ロベール・ブーシェ"という
フランス人の画家の方がお作りになったギター、
生涯で154本しかギターを作ってないんです。
その中の1959年製のものを
偶然手に入れる機会があったんです。
もう一本はエルマンハウザー1世という、
これまた名器でございます。
1928年製で、サイドバックがメープルでございまして、
トラ目がびっしり入っているフラメンコギターです。
最初はこれだけで曲を作っていたところ、導かれたのか、
フラメンコっぽい曲が良いな!と思ったんですよ。
映画タイトルの”執行人"という言葉が、
僕の中で西部劇的な、クリント・イーストウッドさんが
よくやられていたのが浮かんできて。
でも果たして、この2018年の現代に、
しかも劇場版のコナンくんに、
マカロニウエスタンだったり、
フラメンコ調っていうのが合うかなあ??
って思ったんだけど。
でもインスピレーションでそういう風に思いついてしまったので
まずは一度形にしてみようとしたんです。
そのとき偶然手にいれた、このスパニッシュギターで曲を作っていったら、
見事こういう形になっていきまして。
このようにエルマンハウザー1世とロベール・ブーシェが
ポップミュージックの中で使われて、聴かれるというのは
なかなかないことと思います。
この曲に秘められたギターのひみつ、
密やかな、自分の楽しみにしようと思ったんだけど。
えみだまちゃんが聞いてくれちゃったもんだから!(笑)
存在は知ってるけど、音を聴いたことがない、
そんな方が世界中にたくさんいる、そんな2本のギターです。
「福山、わかってないなあ。
このギターはそういう風に使うんじゃないんだよ」って
叱られるかもしれないけど、音源化していただけるのは、
すごく嬉しいことだと思ってます。
・・・作家・今浪はじめ、私達スタッフも
いろんな固有名詞にわからないこともたくさん。
でもギターも、そこから導かれたサウンドも魅力がたくさん。
そんな気持ちになりました。
それにしても、福山さん、ギターの話をすると止まりません(笑)
引き続き、『零 -ZERO-』
お聴きになったアナタの感想・効果・効能お待ちしています!