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ろんちゃん(31歳・教師)
私は『きえ』という名前です。
漢字で書くと、貴族や貴重の『貴』に、糸へんに会うの『絵』で『貴絵』です。
なかなか無い名前なので、同じ名前の人には1人しかあったことありません。
昔は、あまり自分の名前が好きではありませんでした。
理由は色々あるのですが、その一つに『間違えられやすい』と言うのがありました。
『きえ』ではなく『たかえ』と間違われる事があり、間違われるたびに、心の中では“違うし!”とちょっとイラッとしてました。
中学2年のとき。小さい頃の写真を持ってくるという宿題がありました。
写真を母と探している際、母に『なんで、貴絵って名前になったん?』と、なんとなく聞いてみました。
母からの答えは
『絵の具っていっぱい色んな色があるよね。
そのたくさんある色を使って、自分だけの色を見つけて欲しい。
自分だけの、貴重な色をつくって欲しくてつけたんよ』。
自分の名前に母や父のそんな願いがあったことに、びっくりしました。
そして、それを聞いてからは、自分の名前がちょっとずつ好きになりました(^^)
母が思うような、貴重な色が作れてるかは分かりませんが、
この話を思い出す度に
『いまの自分は、いまの自分の人生は、どんな色してるだろう?』
と考えるとともに
「両親からみると、どのようにみえるのだろう」
と考えることができます。
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