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神奈川県横浜市・さださん(57歳男性)
初フルオンエアだった2月17日の福のラジオは、出張中でオンタイムでは聴けず、帰りの新幹線でradikoで「ひとみ」全曲オンエアを聴きました。
「ねぇ ひとみ」という語りかけに「これまでと違う!」と驚き、その後の歌詞が「雅彦」さんが「瞳」に語りかけている情景が目に浮かび、涙があふれてきました。
新幹線の窓際の席だったので窓の方を見て涙を隠しました。
親が亡くなる前に子をどう思っているのかを改めて感じ、父のことを思い出しました。
4年前、父は癌で亡くなりました。
痛みがひどい状態となり、薬の量を増やすことになったため、意識ももうろうとするのでと、面会に行きました。
そこで父は「もう、俺、ダメかな?」と私に聞きました。
私は、父の眼を見てうなずくことしかできませんでした。
二日後、父は薬で痛みを上手に制限されながら息を引き取りました。
最後の父の私への問いかけは何だったんだろう?
と、その時からずっと考えていました。
父は医療関係でもなんでもなく、普通の会社員として人生を過ごしました。そして私が医者になったことを一番驚いて、一番喜んだのは父でした。
いままで、なんであの時「大丈夫だよ」って言ってあげられなかったのかと思っていましたが、もうダメだと、薬で痛みを和らげるからと主治医からも聞かされていた父が、あえて私に聞いたのは、下手な希望の言葉を私からは望んでいなかったんだ、と思いなおしました。
「小児科医といえお前は医者なんだから、俺に引導を渡すのはお前だぞ。お前が判断してくれ」
というメッセージだったのだと、このドラマを観て「ひとみ」を聴いて思うことができました。
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