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放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

2016/04/29 update
こんにちは!
4月23日土曜午後2時!

先週はおしゃべりの時間が圧倒的に足りなかった!
ということで。引き続きゲストに大泉洋さんをお迎えしました。
この日は大泉さん主演の映画
アイアムアヒーロー』の公開初日。

洋: いよいよ、公開になりました!
   いわゆるホラーとかサスペンスとかに特化した世界の映画祭では、
   その3大映画祭で全部賞を取っちゃったんです。

福: おめでとうございます!

洋: 気持ち良かったです。
   すごい映画だろうなと思って、
   海外でどう評価されるのかなと思っていたら
   ほんとに無敵だったから。
   出すもの出すもので全部で賞取っちゃったからびっくりして。
   映画祭に僕らは足を運べなかったのに
   それでも賞をくれるってすごいなあって。本当にありがたいなあって。

福: いいな〜

洋: 福山さんのいいところは、
   ここまでの地位にいながら
   僕のことにも「いいなあ」って言ってくれることですよね。
   素晴らしいと思います。
   ブルーリボン賞頂いた時にもお祝いしてくれて、
   プレゼント頂いてメッセージまで添えてくれて。
   そこに「ブルーリボン賞いいな〜」って。
   そこも貪欲なところがね、いいですよね。

福: お祝いの言葉って難しいなあと思って、空々しいなって思ってしまう。
   逆に僕は人に羨ましがられたらたら、それがお祝いだと思うんですよ。
   だから洋ちゃんいいな〜俺も欲しいな〜って。(笑)

大泉さんの凄いアクションが見られる!
『アイアムアヒーロー』ただ今絶賛公開中です!

つづいては
【ドラマ『ラヴソング』感想リーディング】
東京都 会社員 こばやしくん(29)
福山さん、ドラマ『ラヴソング』見ましたよ。
 想像していたのとは違って、ただの歳の差を乗り越える
 恋愛ドラマじゃないんだなって感じで、
 もちろん見るのが楽しみでもありますが、
 見るべきドラマでもあるなって感じました。


 曲について質問があります。
 藤原さくらさんが歌う曲を福山さんが作詞作曲されたということですが、
 レコーディングも担当されたのでしょうか?
 そうだとしたら、まさにドラマと現実の融合ですね。
 レコーディングはどんな様子だったんでしょうか?
 僕は音楽は素人なんですが、藤原さくらさんの歌声は雰囲気があって
 惹き込まれる気がしました。
 福山さんが最初に藤原さんの声を聴いた時の印象なども聞いてみたいです。


レコーディングもちろん担当しましたよ。
アレンジは井上鑑さんと私福山と二人でやりまして、
今回の『soup』はギター1本で弾いてるものに肉付けしたっていう感じなので、
ほぼほぼこの形でした。
アコギは私福山で、ベースが高水健司さんで、
ドラムが山木秀夫さんで、ピアノは井上鑑さん。
今回の佐野さくらという人が歌う楽曲には特徴が欲しくて、
フィドル中西俊博さん(ジャズ界の巨匠!)にやって頂いたんです。
それとバンジョーが有田純弘さん。
バンジョーとフィドルって言うのはアメリカの乾燥した感じですね。
これを佐野さくらのサウンドのイメージにしようかなと思いまして。

で、実は、このドラマは藤原さくらさんという人の
“成長ドキュメンタリー”という裏テーマもあるんですよ。
佐野さくらという女の子の成長物語としてドラマを描いていくんですけど、
同時にそれは藤原さくらさんという一人のアーティストの演技初体験から、
どう表現者として変化していくのかという成長物語としての側面も実はあるんですよ。

リアル本人の成長とドラマの役柄での成長とがリンクしてるっていうのが
この世にはいくつかあるんです。
有名なところが朝ドラ、大河ドラマ、
1年間を通じて1つの役をやる、なおかつ役柄が成長していくじゃないですか、
大河ドラマにしても朝ドラにしても。
それによって、現実、フィクションとノンフィクションの垣根が取り払われて、
いろんなことが融合していくんですよ。
そういうことを僕も大河ドラマで経験させて頂いたり、
『そして父になる』では子供たちの成長の変化がみれたり、
『真夏の方程式』でも子供の、山崎光くんの成長の変化が見れたり。
今回は演技未経験の藤原さんにやってもらうって決まった時に、
元々は違う役名だったんですけれども、
役名もさくらにしてはどうだろうかというアイデアが持ち上がって、
それでなったんですよ。
実は『そして父になる』もほとんどの子が本名で出ています。
本名と役柄をリンクさせることによって、現実を超越する瞬間が出てくるんですね。
現実とフィクション、ノンフィクションを超越する瞬間が出てくるんです。

それが今回、『ラヴソング』のクリエイティブとしてのトライアルですよね。
連続ドラマでもそういうことをやってみたい。という。
だからレコーディングのときも、
福山雅治が藤原さくらさんをディレクションしてるっていう時もあれば、
神代広平が佐野さくらをディレクションしてるっていう時もあるんですよ。
それが、混在してるんですよ。だからある曲をレコーディングしてる時に
彼女が感極まって泣いて歌えなくなっちゃったりして、
それは彼女の中に芽生えて宿る、今までの人生の中には存在していなかった
佐野さくらという異物な人格が本人の中に宿り成長して行って、
レコーディングして歌っている瞬間に、
藤原さくらの皮を破って佐野さくらがバッて現れてしまった。
という憑依現象が起こってしまったんですよね。
そういったことが実験的、かつ挑戦として音楽もそうだしドラマもそうだし、
やってみようっていうのがクリエイティブ的なテーマだったんですよね。

【ラヴソング】、引き続きアナタからの感想、お待ちしています!

続いては、ふつおた「変なお父さん」コーナー
埼玉県 会社員 みっちゅちゃん(24)
私の父も変なんですよ。
 何が変って、家族に何でも自分の行動を報告してくるところが変なんです。
 ビールを飲んでたら、
 『おい、みっちゅ!おい!ビール3本目いきまーす!』
 『おい、みっちゅ!ドラマ「ラヴソング」見ますよー!』
 自分のすることをいちいち言ってくるんです。
 その中でも嫌なことがあって、
 トイレで大をした後に報告してくるのが本当に嫌です。
 『おーい、みっちゅ!おーい!出ましたー!出ましたよー!
  今日のは80点ー!母さん!母さんは何点?』

 
 作家今浪: 書いてないですよ!
 福山:   書いてなくても言うんですよ。
       僕のラジオでは(笑)
       リスナーの方が送ってくれてるのは台本だからね。
       芝居が自然と生まれるアドリブってありますから。

 自分が出した物を点数で報告してきます。
 『汚いからやめてよ』と言うんですが、
 『うん、分かった。今日は、80点ー!母さんは何点?母さん!』
 しょっちゅう言ってくるから、家族みんな諦めモードです。


変なお父さん略して変父。
とっても楽しそうです。
今度は“変なお母さん”ヴァージョンもやってみようか?
ということで、身の回りにハッと思うエピソードがありましたら、
ぜひ“ふつおた”からお送りください。
くれぐれも、身内のお話でお願いします!

次回4/30は藤原さくらさんがうたう『soup』、
初フルコーラスオンエアします!
どうぞお楽しみに!!



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