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福山雅治 福のラジオ

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放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

自分の中の革命、考えたことはありますか?

2024/02/03 update
54歳ラストとなった福のラジオは、みなさんの声に時間の限りおこたえする【メール読み倒しスペシャル!】でお送りしました。
栃木県鹿沼市・りょんちゃん(19歳短大生)
私は将来自衛隊に入り、警備犬の育成に携わりたいと考えています。
警備犬はわかりやすく言えば、要人の警護をしたりする犬です。
警察犬とは違います。警備犬の育成をするにあたって私はまず、犬の訓練士を育成する専門学校に来年入学します。
専門学校卒業後、自衛隊の訓練学校へ。その後たくさんの訓練を積んで自衛官になります。

この夢を叶えられるかは自分次第。
私の身内は自衛官が非常に多いですが、私が警備犬の育成に携わりたいと考えたのは比較的最近で、
中学一年生の頃に「なりたい!」と思い始めました。

ましゃは「音楽をやりたい」という夢を叶えるにあたって、私の年齢の頃、その夢のために常に心に置いておいたことはありましたか?


常に心に置いておいたか、についてはわからないけれども・・・と自分を振り返り始めた福山さん。
最初にギターに手をしたのは13歳。
そのころに仲間同士でバンドを始め、1学年上のお兄さんたちとバンドを組んだり。
中学生の頃に考えていたのは、「高校に行くとロックじゃなくなる」ということ。

当時カバーをやっていた九州出身のビートロックバンド“ザ・モッズ”の本に、ボーカル・ギターの森山達也さんは中学の頃のロックミュージシャンを目指して上京。でもうまくいかずに再び故郷へ。というようなエピソードを読んで、中学生の頃に1回、このくらいのことをやらないとロックにならないと思っていた。
思い込みでした。
高校の頃には牙を抜かれ、ただの高校生になってしまう、と。

今思い返すと、バカだなと思います。
自分は東京にも行かず、普通に進学し、就職した、という想いをこじらせていたと。
その思い込みが、就職後に「行かなきゃだめだ」となりどんどん強くなっていたそうです。

いま振り返ると思うのは「バカでよかった」ということ。
バカじゃないと、そんな風にならないし、東京に出てこられなかったでしょう、と。
さらに、福山さんが上京後に初めて出会った芸能人は、尊敬していたアントニオ猪木さんでした。
猪木さんと言えば数々の名言を残しています。
「バカになれ。バカになってバカになって、とことんバカになれ。
 そしたら何かが見えてくるよ」

今思い返すと、ある若い時期に、強い思い込みをしていないと、自分の中に革命は起きない、そんな風に感じています。

そんな福山さんが、自分の中の革命をあらわす好きな言葉というのが、毛沢東による“革命の三原則”に、見城徹さんが4つ目を加えた“革命の四原則”というもの。
・若いこと
・貧しいこと
・無名であること
・無知であること


2つ目以降は、満たされていると、変えようという気持ちが出てこないというのがポイント。

誰に対してもおススメできることではないし、危険もあります。
福山さん自身は、これを満たすことはできなくなってしまった。なので、若い世代の自己革命の応援はできるかもしれない、とのことでした。
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2024年も1カ月が過ぎました。
アナタがこれから自分の中に革命を起こしたい!と思うのはどんな時でしょう?

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