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福山雅治 福のラジオ

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放送後記~チェリー清水さんの後ろの席から~

兄弟姉妹の距離感

2025/03/16 update
少しずつ春の陽気が増してきています。
卒業や入学、新社会人としての門出や転勤など、それまでいた場所から新たな旅立ちをされる方、いらっしゃることでしょう。
生まれていた時から、ひとつ屋根の下で暮らしてきた家族に変化の春、という方からメッセージをいただきました。
岡山県・さくらん餅くん(16歳)
僕には2歳年の離れた兄がいます。

兄とは仲が良くも悪くもなく、とても微妙な関係です。
普段はあまり会話もしないし、かといってケンカもしません。

先日、兄の大学受験の合格発表がありました。
兄は希望通り、県外の大学に合格することができました。県外なのでこれからは今の家を離れて一人暮らしを始めます。
あと数週間しか一緒に過ごせないのに、僕は「おめでとう」を言うことができませんでした。
あまり話していない兄に「おめでとう」ということに、恥ずかしさや寂しさがあったからです。

1週間ほど過ぎた時、急に兄から「遊びに行こう」と言われました。
普段はそんなことを絶対言わない兄からの意外な言葉に驚きました。でも、少し嬉しさもありました。
兄とカラオケに行き、兄が福山さんの『東京にもあったんだ』を歌ってくれました。
その時、兄も福山さんの歌が好きだと初めて知りました。
歌の中の「青春のゴール」という歌詞が耳に残りました。

兄にとっての「地元での青春」はもう終わりなんだな、と思うと、このまま「おめでとう」を言えないのはありえないと思いました。
しかし恥ずかしくてどうしても言うことができず・・・。

僕は代わりに福山さんの『milk tea』を歌いました。
そこから僕たちは、ずっと福山さんの曲を歌いました。”福山さんが好きだ”という共通項が、僕たちをつないでくれました。言葉にできないことを歌で歌うことで
兄弟の思い出ができました。
福山さんありがとうございました。


何をおっしゃいますやら、こちらこそありがたいことです。
岡山県でそんな情景が繰り広げられていたとは!
僕の歌で兄弟がこうやってつながってくれるなんて!!

・・・思わずそんな感謝の言葉が出た福山さん、続けます。

さくらん餅くんくらいの年頃の時って、兄弟サシで食事をしに行くなんて照れる部分はありそう。でもこういうこと、親子でも兄弟でも続けないといけないですよね。

・・・作家・今浪は、弟とサシでごはんということは、これまで経験したことはないそう。だから「仲がいいわけでも、わるいわけでもない。」という状況はすごく理解できるそう。LINEで連絡を取り合うのも年に2回くらいとのこと。
それを聞いて福山さんは、、、

兄弟、家族って年齢を重ねていくと、いいことがあったときに共有することは少なく、何か良からぬことが起きそう、たとえば誰かの具合が悪いとかいうときにしか、連絡を取らなくなっていきがち。だから連絡が来るとドキッとしちゃいます。
「きょう、なんか夕焼けがきれいだったよ!」
みたいな連絡は絶対来ません(笑)。
自分自身も、これは伝えておかないとまずいな、みたいなことしか連絡しないようになっちゃってます。

だからこそ、さくらん餅くんのメールに感動するんです。
お兄さんは県外での生活、ということで、いいことも悪いことも、あることでしょう。
それら含めて、自分の人生の糧にする方法、知恵を身に着けていただきたいと思います。
故郷を離れるすべての方はもちろん、残る方も、自分も含めてそうありたいなと思っています。
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ご自身、あるいは周りの方が新生活を始める前に、やっておきたいこと、あなたはありませんか?
この春の家族模様、【家族を語ろうよ】のコーナーでお待ちしています!

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