夏も終盤に差し掛かりました。
そろそろ学校が始まる・・・そんなタイミングにお送りした福のラジオ。
生徒、学生世代の若者の声に、福山さんが耳を傾ける【ねえ聞いて、まさはっさん！】のコーナーに、ちょっと切ないメッセージが届きました。

さいたま市緑区・だんくん（１４歳中学生）
福山さんに相談したいことがあります。
それは失恋した後の対応についてです。

僕は6月に、中１の時から付き合っていた彼女にふられ別れました。
彼女が通っている塾で好きな人ができてしまい、やり直せる可能性はない失恋です。
辛いですが前を向こうと思っています。
クラスも、僕が今2年1組。彼女は2年6組なので、教室がある階は別々で離れています。だから顔を見ることが少ないのも、今となっては救いの形です。

ただ、１個だけ辛いことがあります。
それは彼女が学校で放送委員をしていることです。

彼女は中学１年の時から放送委員で、
1週間に2回校内放送を担当しています。普通の人は週に１回ですが、彼女は中2の放送委員の中で代表なので、週に2回、朝の放送や昼の給食時の放送として、ラジオパーソナリティのようなトークもしています。それを聞くのが辛いです。

別れる前は、僕が母さんの影響で福山さんのファンだということも知っていて、彼女は福山さんの曲もかけてくれたりしていました。
でも福山さんの曲は6月からはオンエアされなくなりました。
申し訳ございません。

今は、他の人の曲が流れています。その曲を聞くたびに「次の好きな人の曲なのかも！？」と思ったりして、辛い時間を過ごしました。
今まで、大好きだった校内放送が、こんなに辛いものになるとは思いませんでした。

今は夏休みなので聞かないでいられますが、また2学期から始まってしまいます。

好きな人の声を聞いても堪えられるようになるにはどうすればいいでしょうか？

一読した福山さん。

「だんくん、堪えきるしかないな・・・」

校内放送だし、どこからでも聞こえてしまう。
堪えきって、やがて高校生、大学生の未来に、こんなことがあったんだよね。
って笑い話にして、お焚き上げしましょう。

彼女のことを好きなまま、ということは堪えきる、校内放送を聞き切るしかない。
聞き切ることで、面白くなってきて、将来笑い話になるかもしれない。
将来、笑いを取るための貯金のようなものだと思います。

さらに福山さんは、彼女にも想いを伝えました。

だんくんと別れても、僕の曲はかけてください！
僕の曲をかけないからといって、だんくんに期待を持たせない・・・というのは、僕の曲の間違えた使い方だと思います。笑
季節にあわせて校内放送で福山歌をかけても、だんくんは、勘違いはしないと思います。
作品に罪はないのでかけてください。全国の放送委員のみなさん、おねがいします！笑
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音楽には、思い出が織り込まれるがゆえ、聴くと様々な感情が強められたりします。
だんくんの２学期がよいものになりますように！
そして願わくば、福山さんの楽曲が校内放送で再びかけられますように！