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メルマガ担当のなかむらゆみです。
「母」という漢字には、2つの点が使われていますよね。
これはいったい何を表しているでしょう・・・?
答えは、明日の朝7:30から放送の『感じて、漢字の世界』で!
ちょっとダジャレなタイトルですが、奥深い番組なんですよ。
約3000年前に生まれた漢字は、もともと素直な「絵」でした。
その成り立ちをひも解いていくと
当時の人々の暮らしや、日々の思いが浮かび上がってくるんです。
たとえば、朝という漢字を、手のひらに書いてみてください。
まず、数字の十を書いて、「日」という字を書き、もうひとつ十を書く。
十は、横にふたつ並べると、草かんむりになりますよね。
これは、草と草の間から日が昇ってくる様子をあらわします。
そして、右側には「月」を書きます。
これは、振り返って西の空を見ると、薄く有明の月が残っている様子。
つまり「朝」という漢字は、太陽と月が一緒に見える、
暁(あかつき)の空を描いているのだそうです。
昔の人は今よりずっと早起きだったんですね。
まだ空が仄暗いうちから起き出して、
太陽と月が交代する様子を眺めていたのでしょう。
その姿を想像すると、刻々と変わる空の色や、
澄んだ空気まで感じられるようです。
「感じて、漢字の世界」は、毎週土曜日の朝7:30から放送中!
5月11日は、母の日前日ということで、「母」という字をひもときます。
ぜひ、あなたのお母さんを思い出しながら、聴いてみてください!
http://www.tfm.co.jp/kanji/