今日は、東京からはるか2100キロ先。沖縄本島から見ても400キロ南西の
海に浮かぶ亜熱帯の島、沖縄・西表島にスポットを当ててお送りします。

(ドキュメンタリームービー「生々流転」より)
まもなく世界自然遺産に登録される見通しの
奄美大島徳之島沖縄東北部及び西表島、
中でも東洋のガラパゴスと表現される西表島は
絶滅危惧種のイリオモテヤマネコを始め希少種を育む
豊かな自然に囲まれています。
今日はそんな西表島の自然や文化を
未来へ継承していくためのプロジェクト、Us4IRIOMOTEを紹介します。
オンラインで事務局の松島さんに伺います。

(ドキュメンタリームービー「生々流転」より)
沖縄の中でも西表が注目された理由は
西表の自然は他のどの島にもない魅力があり、
山、川が流れ滝になり、マングローブ林が日本最大で広がり、
サンゴ礁に注がれる。
自然環境が多様。多様な環境の中にイリオモテヤマネコはじめ様々な、
この島にしかいない固有種、絶滅危惧種の数も非常に多く、
西表島は人口が2300人ぐらい、
年間コロナの前までは300,000人の観光客が訪れ、
住んでいる人よりも圧倒的に多い人数がツーリストとして訪れているので、
であれば訪れるツーリストの気持ちを変えるような
手伝いをできたらいいんじゃないか。
このプロジェクトを立ち上げるに至った形になります。

世界遺産に登録されるとさらに観光客が
増えることが予想されると思いますが、
オーバーツーリズムによる問題を具体的に教えてください
例えば自然の中に入ってはいけないところに入ってしまったり、
集中的にあるフィールドをたくさんの方が偏った事件に
偏った時間帯に使ったりすることで、自然に復元する力があるが
それを超えてしまうんです。
訪れる人たちのモラル、車のマナーやゴミの処理といったことが
人が増えるとどうしても積み重なっていってしまうので、
小さな心構えだけですごく変わることだと思います。
使い捨てのアメニティを持っていかないとか、
ゴミになるものを持ち込まないというようなことだけでも
変えられることがあると思っています。
そんな中で私たち一人一人ができることをやるというプロジェクト、
アクションですが具体的なものとしてエシカルツーリズムと言うものを
提案していますね。
買い物などよく使われる「倫理的な」ということ。
私たちは“思いやりを持って旅をしよう”と訳している。
西表島独特の文化や風土がある中で、自然を守るために、
山には1人では入ってはいけないですとか、
何かをとってはいけないというルールがたくさんあるんですね。
そういうことをきちんと知らなければいけなくて、
そのためにはガイドさんを選ぶときの選び方も
重要になってくると思っています。
そういうお手伝いも出来るようにということで、
エシカルな旅を広げようと、こういうルールがあると
自然に知っていただけるようなサイトを作ったりしています。

ついつい使い捨てのアメニティを持っていきがちだと思いました。
そこも思いやりという感じがしますね
これは離島の独特なところではあるんですが、
ゴミの処理が都会のように簡単ではなくて、
島の中で非常に細かく分別をして、
生ごみは全部コンポストで堆肥にしたりするので、
例えばお弁当にご飯粒が残っていたとしても
それは全部洗ってビニールと残飯に分けたりするなど
細かくやっているので、捨てるものをたくさんの人が持っていってしまうと、
処理もオーバーしてしまったりするという問題が。
オーバーすると、島の外に持っていかなければいけない
運搬費もかかってしまうという事情があったりします。
思いやりを持って準備するというのはちょっと新しいですけど、
当たり前と言えば当たり前という感じがします。
エシカルな旅のプロジェクトの具体的な例はありますか?
昨年度から具体的なプログラムがスタートしていて
そのひとつとして、「ごみゼロアートプロジェクト」。
西表島の海岸に漂着ごみがたくさん流ついています。
きれいな海が見たくて行くので、
ゴミがあったら非常に気になるので拾いたくなってしまうんですが、
これがまた、漂着ごみは産業廃棄物なので
拾ってゴミ箱に入れられないんですね。
処理の方法が普通のゴミとは違うので。
なかなかペットボトルとか大きなものは拾えなくても砂浜を見ると、
細くなったマイクロプラスチックといわれるような
細かいプラスチックがたくさん砂に混じっているので、
そういうのを5分でも10分でも拾えるだけ拾って、
山猫型のアートボックスがありまして、
そこに入れてアートを作ろうというのを
2019年からやっているんですけども、
それはどなたでも参加していただけて、
ボックスは島に五個設置されていますので、
ぜひ参加してみてください。

森も豊かですが、森に入るときのトイレの問題もあると聞きましたが。
ピナイサーラの滝という人気のスポットがあるんですが
こちらの方で夏はものすごくたくさんの方が
同時期に集中して利用してしまうと、
トイレが今まで設置されていなかったので、
自然の滝の中でしてしまったりということで人数が増えると
やはり臭うということが問題になっていて、
何とかこれを解決したいと言うことで、
携帯トイレを持って、それを外でできるトイレのブースを設置して、
それを始めたところ臭いが改善されたと言うようなこともありますので、
そういうトイレ、山の中でのトイレをどうするかと言うのも
全く考えて普段考えつかないところではあると思うんですが、
そういうところも気をつけなければいけないところではあると思います。

自然だから良いと言うわけではないんですね。
大丈夫かと思っちゃう気持ちを分からなくないというか、知識がないと。
人間の数が増えると、やはりいろいろ
今まで問題ではなかったことが、
小さなことが積み重なって問題になります。
ゴミもそうですし。
そういうことに気がつかされる場所でもあるとは思います。
西表島と言うところは。
今日は、世界自然遺産登録で注目される
西表島の自然や文化を未来へ継承していくためのプロジェクト、
Us4IRIOMOTE事務局の松島由布子さんに、リモートで伺いました。

Us4IRIOMOTEでは、
この西表島の自然、暮らしを映像にまとめたドキュメンタリームービー「生々流転」を、7月22日から無料公開しています。
アウトドアシューズブランド 「KEEN」の公式YouTubeチャンネルで全編、ご覧になれますのでぜひチェックしてみてください。
来週は、Us4IRIOMOTE・松島さんにこのムービーで描かれている西表の魅力についても伺います。
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【今週の番組内でのオンエア曲】
・drivers license / Olivia Rodrigo
・High & Dry / ジェイミー・カラム
海に浮かぶ亜熱帯の島、沖縄・西表島にスポットを当ててお送りします。

(ドキュメンタリームービー「生々流転」より)
まもなく世界自然遺産に登録される見通しの
奄美大島徳之島沖縄東北部及び西表島、
中でも東洋のガラパゴスと表現される西表島は
絶滅危惧種のイリオモテヤマネコを始め希少種を育む
豊かな自然に囲まれています。
今日はそんな西表島の自然や文化を
未来へ継承していくためのプロジェクト、Us4IRIOMOTEを紹介します。
オンラインで事務局の松島さんに伺います。

(ドキュメンタリームービー「生々流転」より)
沖縄の中でも西表が注目された理由は
西表の自然は他のどの島にもない魅力があり、
山、川が流れ滝になり、マングローブ林が日本最大で広がり、
サンゴ礁に注がれる。
自然環境が多様。多様な環境の中にイリオモテヤマネコはじめ様々な、
この島にしかいない固有種、絶滅危惧種の数も非常に多く、
西表島は人口が2300人ぐらい、
年間コロナの前までは300,000人の観光客が訪れ、
住んでいる人よりも圧倒的に多い人数がツーリストとして訪れているので、
であれば訪れるツーリストの気持ちを変えるような
手伝いをできたらいいんじゃないか。
このプロジェクトを立ち上げるに至った形になります。

世界遺産に登録されるとさらに観光客が
増えることが予想されると思いますが、
オーバーツーリズムによる問題を具体的に教えてください
例えば自然の中に入ってはいけないところに入ってしまったり、
集中的にあるフィールドをたくさんの方が偏った事件に
偏った時間帯に使ったりすることで、自然に復元する力があるが
それを超えてしまうんです。
訪れる人たちのモラル、車のマナーやゴミの処理といったことが
人が増えるとどうしても積み重なっていってしまうので、
小さな心構えだけですごく変わることだと思います。
使い捨てのアメニティを持っていかないとか、
ゴミになるものを持ち込まないというようなことだけでも
変えられることがあると思っています。
そんな中で私たち一人一人ができることをやるというプロジェクト、
アクションですが具体的なものとしてエシカルツーリズムと言うものを
提案していますね。
買い物などよく使われる「倫理的な」ということ。
私たちは“思いやりを持って旅をしよう”と訳している。
西表島独特の文化や風土がある中で、自然を守るために、
山には1人では入ってはいけないですとか、
何かをとってはいけないというルールがたくさんあるんですね。
そういうことをきちんと知らなければいけなくて、
そのためにはガイドさんを選ぶときの選び方も
重要になってくると思っています。
そういうお手伝いも出来るようにということで、
エシカルな旅を広げようと、こういうルールがあると
自然に知っていただけるようなサイトを作ったりしています。

ついつい使い捨てのアメニティを持っていきがちだと思いました。
そこも思いやりという感じがしますね
これは離島の独特なところではあるんですが、
ゴミの処理が都会のように簡単ではなくて、
島の中で非常に細かく分別をして、
生ごみは全部コンポストで堆肥にしたりするので、
例えばお弁当にご飯粒が残っていたとしても
それは全部洗ってビニールと残飯に分けたりするなど
細かくやっているので、捨てるものをたくさんの人が持っていってしまうと、
処理もオーバーしてしまったりするという問題が。
オーバーすると、島の外に持っていかなければいけない
運搬費もかかってしまうという事情があったりします。
思いやりを持って準備するというのはちょっと新しいですけど、
当たり前と言えば当たり前という感じがします。
エシカルな旅のプロジェクトの具体的な例はありますか?
昨年度から具体的なプログラムがスタートしていて
そのひとつとして、「ごみゼロアートプロジェクト」。
西表島の海岸に漂着ごみがたくさん流ついています。
きれいな海が見たくて行くので、
ゴミがあったら非常に気になるので拾いたくなってしまうんですが、
これがまた、漂着ごみは産業廃棄物なので
拾ってゴミ箱に入れられないんですね。
処理の方法が普通のゴミとは違うので。
なかなかペットボトルとか大きなものは拾えなくても砂浜を見ると、
細くなったマイクロプラスチックといわれるような
細かいプラスチックがたくさん砂に混じっているので、
そういうのを5分でも10分でも拾えるだけ拾って、
山猫型のアートボックスがありまして、
そこに入れてアートを作ろうというのを
2019年からやっているんですけども、
それはどなたでも参加していただけて、
ボックスは島に五個設置されていますので、
ぜひ参加してみてください。

森も豊かですが、森に入るときのトイレの問題もあると聞きましたが。
ピナイサーラの滝という人気のスポットがあるんですが
こちらの方で夏はものすごくたくさんの方が
同時期に集中して利用してしまうと、
トイレが今まで設置されていなかったので、
自然の滝の中でしてしまったりということで人数が増えると
やはり臭うということが問題になっていて、
何とかこれを解決したいと言うことで、
携帯トイレを持って、それを外でできるトイレのブースを設置して、
それを始めたところ臭いが改善されたと言うようなこともありますので、
そういうトイレ、山の中でのトイレをどうするかと言うのも
全く考えて普段考えつかないところではあると思うんですが、
そういうところも気をつけなければいけないところではあると思います。

自然だから良いと言うわけではないんですね。
大丈夫かと思っちゃう気持ちを分からなくないというか、知識がないと。
人間の数が増えると、やはりいろいろ
今まで問題ではなかったことが、
小さなことが積み重なって問題になります。
ゴミもそうですし。
そういうことに気がつかされる場所でもあるとは思います。
西表島と言うところは。
今日は、世界自然遺産登録で注目される
西表島の自然や文化を未来へ継承していくためのプロジェクト、
Us4IRIOMOTE事務局の松島由布子さんに、リモートで伺いました。

Us4IRIOMOTEでは、
この西表島の自然、暮らしを映像にまとめたドキュメンタリームービー「生々流転」を、7月22日から無料公開しています。
アウトドアシューズブランド 「KEEN」の公式YouTubeチャンネルで全編、ご覧になれますのでぜひチェックしてみてください。
来週は、Us4IRIOMOTE・松島さんにこのムービーで描かれている西表の魅力についても伺います。
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・drivers license / Olivia Rodrigo
・High & Dry / ジェイミー・カラム