- 2019.09.29
南三陸で藍染体験レポート1

今週 やってきたのは南三陸町でも内陸側の小川流れる山あいの小さな集落、歌津払川です。お話を伺ったのは、東日本大震災のボランティアをきっかけに、南三陸に移住されたという、でんでんむしカンパニーの中村未來さん。中村さんが中心となって行っている、「藍染め」のモノづくり・地域おこしの取り組について伺います。まずは藍を栽培する畑に連れてきていただきました。


~早速連れてきていただいたのが畑なんですけれども、これが藍ですか?
そうです。タデアイという藍です。バジルのような形ですね。葉っぱに青く染める成分が多く含まれていてこの葉っぱをとって染めの液を作っていきます。
5年前に種を初めて購入して植えて。私は古民家の改修をしているんですけれども、その大家さんが、もともと田んぼとして使っていたところを、震災で地割れして使われなくなってしまったところをお借りしています。


~どのくらい成長すると藍染めにすることができるんですか?
藍は太陽と水が大好きなので、この雨期の間に、雨の水をいっぱい受けて、太陽の光をたくさん取り入れて大きくなっていきます。まさに今(取材した8月)が第一回目の刈りとりですね。
私たちは除草剤ももちろん使わないですし、農薬も使わないのでほとんど手作業です。虫がついても牛乳を薄めたスプレーをしゅしゅしゅとやって落としていったりします。ですので、これだけ広い畑があるんですけれども使っているのはほんの一部ですね。

~食べるものではないけれども無農薬にこだわってらっしゃるんですね。
実は藍は食べられるので、私たちは当初から食の展開を目指しているんです。そういうこともあって無農薬にこだわってやっています。食べ物といっても漢方として使われていたので食品としては流通はほとんどしていないと思います。私たちはお茶にしています。


実際に食べてみると、、、苦い!!!

~中村さんが着ている、すごくかわいいTシャツが薄いブルーですが、これも藍ですか?
そうなんです。私が手染めしたものです。
というわけで、実際に藍染を体験させてもらいます。



液がつかなかったところが白く残りますので、そうやって模様を作ります。お花のような模様はビー玉と輪ゴムを使っているんです。


ビー玉を包んで、そこを縛って上げると、お花みたいな柄になるんです!



そして、藍を煮出した液につけます。すごい濃い青ですね!
「今日用意したものは乾燥させた藍の葉っぱ400グラム使いました。これでTシャツは4枚分ぐらいですかね。藍は一番刈りが一番染まって、二番刈りになるとちょっと淡くなって、花が咲くとより染まらなくなるので、状態によっても染まり方が全然違うんです。」(中村さん)


液につけて、5分たったら出して広げて空気にさらしてあげるというのを何度も繰り返して色をどんどん濃くしていきます。準備ができたので、Tシャツを鍋の中に入れます。空気を抜いていきます。ぎゅっぎゅっと握って泡を出していきます。

五分たったので、Tシャツを取り出します。黄緑っぽくなっていますね。これをぎゅっと絞り、急いで広げていきます。そうするとどんどん青くなっていく!


「藍染めは3回色が変わります。今、緑から青に変わりましたよね。次の工程で、川に行って洗うとこの青さが鮮やかになります。それを乾かすとちょっと色が落ち着いくので、3回色が変わるんです。」(中村さん)
来週も引き続き、藍染体験の後編をお届けします!
藍染体験について、詳しくはフェイスブックページをチェックしてみてください!
https://www.facebook.com/AI.kansashitu/
【今週の番組内でのオンエア曲】
・Motivation / Normani
・HEAVEN / Los Lonely Boys