- 2016.01.31
「週末は田舎暮らし」馬場未織さん 4
今週も「週末限定の里山暮らし」を家族で続けている馬場未織さんのお話です。
千葉県・南房総市の、三芳地区に、里山と古民家を購入した馬場さん一家が、週末限定の里山暮らしをはじめてはや10年。
NPOを立ち上げ、里山生活を色んな人が体験できる機会を作ったり、本を出したり。活動は広がりを見せています。
その一方、馬場さん一家は、お子さんもだんだん成長。時間が経過すれば、家族の形もきっと変わっていくことになります。
そんな中、馬場さんはこれから先、どうするつもりなのでしょうか。
「週末限定」の里山暮らしを続けるのか。それとも・・・!?
そのあたりを伺いました。
沖縄に移住したお友達が『きれいな青い空でも毎日見てたら普通になるよ。』って言ってたんですが、私は都市での生活もあるからか、行く度に毎回新鮮に感動しています。
こういう暮らしをできる人もできない人もいるとは思うんですけれども、田舎に家を持つっていうだけじゃなくて、いろんな形で自分の住んでるところじゃないところに愛着を持つとうのはいいんじゃないかと思います。自分の視点をひとつに定めちゃうと、そこからしか物を考えられないんですけど、例えば私の大好きな田舎のおじいさんとかおばちゃんがいますっていう、リアリティの中で世界を考えると見え方が立体的になるんですね。そういう人が増えれば、なにかを判断しなきゃいけないときの判断材料が増えたりとか、想像力が豊かになるっていう効果があるんじゃないかなって思っています。
ですから、里山学校にしばしば通ってくれる人がいるのはとても嬉しいことですし、家を持たなくても、草刈り体験、田舎暮らし体験なんかを親子でできるような環境がもっともっと整えばいいなっていうのは思ってます。
〜これからの南房総リパブリックとしての活動はどんなことありますか?
実はこの前2016年度のしめ縄を作りましょうということでみんなで集まって去年のもち米とかお米の藁を使ってしめ縄づくりをしたばっかりなんですね。次は春の七草をを全部自分で採ってみるっていうのを毎年やってるので、それをやるか、あるいは新しいことにチャレンジしてみようかなと思っています。
一年っていい感じに四季が別れていて、春が飽きた頃夏が来て、夏が飽きた頃秋が来て、一年たつと、一年前に楽しかったことがまた楽しみっていう、それがすごく上手くできてるなって思います。
〜将来的は東京と三好地区はどちらか選ぶんですか?
よく聞かれるんですよね。向こうで親しくしてる方にも早く東京から足洗ってこっちで茶を飲もうみたいに言われることがあって、とっても嬉しくって、ひょっとしたらそうなるかなっていう思いが半分ぐらいあるんですが、その時の家族の状況とか私が決められない色んな環境要因があるので、それを考えながら自然に決めようと思います。でも一方で、その方は「無理すんな」って言うんですよ。「やめたくなったらやめればいい。馬場さんちは実験なんだから、実験はいろんな結果が出ていいんだから」って言ってくださって、なんかそうするとすごく『〜ねばならない』ということがなくなって、とってもほっとするんですね。そういうゆるい感じの中で自然に導かれる方に行こうかなと思っています。もしかしたらそんな自由は今後なくなってしまうのかもしれないけど、今はそういうことをできるときは精一杯楽しもうかなって思います。
〜一方では、本当は東京にいたいけどやむなく実家に帰って田舎暮らしをしなくてはいけないとか、「田舎暮らしの大変なことをわかってるのか」みたいな厳しい意見もあると思うのですが。
当然あると思います。私たち自身もその葛藤が日々あるっていう感じです。例えばお寺をどうやって維持しようとか、地区の未来をどうしましょうとかっていうところについては、私は直接その当事者になりきれてなくて、サポーターみたいな状態なんですね。「当事者でもないからそんな気軽なこと言って」みたいなところは当然あると思うんですけど、一方で東京と南房総を出入りしているからこそ、地元の方が気がつかない価値を伝えたいと思っています。
無責任なことはしたくないし、全部は担えないそのもどかしさもあります。だけど私たちの役割はあるのかなって思っています。
4回にわたってお届けした馬場未織さんのお話いかがだったでしょうか。詳しく知りたい方はぜひ馬場さんの著書『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』をチェックしてみてください!

『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』ダイヤモンド社
【今週の番組内でのオンエア曲】
・Ob La Di.ob La Da / Shango
・Only Love Can Break Your Heart / Neil Young
千葉県・南房総市の、三芳地区に、里山と古民家を購入した馬場さん一家が、週末限定の里山暮らしをはじめてはや10年。
NPOを立ち上げ、里山生活を色んな人が体験できる機会を作ったり、本を出したり。活動は広がりを見せています。
その一方、馬場さん一家は、お子さんもだんだん成長。時間が経過すれば、家族の形もきっと変わっていくことになります。
そんな中、馬場さんはこれから先、どうするつもりなのでしょうか。
「週末限定」の里山暮らしを続けるのか。それとも・・・!?
そのあたりを伺いました。
沖縄に移住したお友達が『きれいな青い空でも毎日見てたら普通になるよ。』って言ってたんですが、私は都市での生活もあるからか、行く度に毎回新鮮に感動しています。
こういう暮らしをできる人もできない人もいるとは思うんですけれども、田舎に家を持つっていうだけじゃなくて、いろんな形で自分の住んでるところじゃないところに愛着を持つとうのはいいんじゃないかと思います。自分の視点をひとつに定めちゃうと、そこからしか物を考えられないんですけど、例えば私の大好きな田舎のおじいさんとかおばちゃんがいますっていう、リアリティの中で世界を考えると見え方が立体的になるんですね。そういう人が増えれば、なにかを判断しなきゃいけないときの判断材料が増えたりとか、想像力が豊かになるっていう効果があるんじゃないかなって思っています。
ですから、里山学校にしばしば通ってくれる人がいるのはとても嬉しいことですし、家を持たなくても、草刈り体験、田舎暮らし体験なんかを親子でできるような環境がもっともっと整えばいいなっていうのは思ってます。
〜これからの南房総リパブリックとしての活動はどんなことありますか?
実はこの前2016年度のしめ縄を作りましょうということでみんなで集まって去年のもち米とかお米の藁を使ってしめ縄づくりをしたばっかりなんですね。次は春の七草をを全部自分で採ってみるっていうのを毎年やってるので、それをやるか、あるいは新しいことにチャレンジしてみようかなと思っています。
一年っていい感じに四季が別れていて、春が飽きた頃夏が来て、夏が飽きた頃秋が来て、一年たつと、一年前に楽しかったことがまた楽しみっていう、それがすごく上手くできてるなって思います。
〜将来的は東京と三好地区はどちらか選ぶんですか?
よく聞かれるんですよね。向こうで親しくしてる方にも早く東京から足洗ってこっちで茶を飲もうみたいに言われることがあって、とっても嬉しくって、ひょっとしたらそうなるかなっていう思いが半分ぐらいあるんですが、その時の家族の状況とか私が決められない色んな環境要因があるので、それを考えながら自然に決めようと思います。でも一方で、その方は「無理すんな」って言うんですよ。「やめたくなったらやめればいい。馬場さんちは実験なんだから、実験はいろんな結果が出ていいんだから」って言ってくださって、なんかそうするとすごく『〜ねばならない』ということがなくなって、とってもほっとするんですね。そういうゆるい感じの中で自然に導かれる方に行こうかなと思っています。もしかしたらそんな自由は今後なくなってしまうのかもしれないけど、今はそういうことをできるときは精一杯楽しもうかなって思います。
〜一方では、本当は東京にいたいけどやむなく実家に帰って田舎暮らしをしなくてはいけないとか、「田舎暮らしの大変なことをわかってるのか」みたいな厳しい意見もあると思うのですが。
当然あると思います。私たち自身もその葛藤が日々あるっていう感じです。例えばお寺をどうやって維持しようとか、地区の未来をどうしましょうとかっていうところについては、私は直接その当事者になりきれてなくて、サポーターみたいな状態なんですね。「当事者でもないからそんな気軽なこと言って」みたいなところは当然あると思うんですけど、一方で東京と南房総を出入りしているからこそ、地元の方が気がつかない価値を伝えたいと思っています。
無責任なことはしたくないし、全部は担えないそのもどかしさもあります。だけど私たちの役割はあるのかなって思っています。
4回にわたってお届けした馬場未織さんのお話いかがだったでしょうか。詳しく知りたい方はぜひ馬場さんの著書『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』をチェックしてみてください!

『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』ダイヤモンド社
【今週の番組内でのオンエア曲】
・Ob La Di.ob La Da / Shango
・Only Love Can Break Your Heart / Neil Young