第36回「スウィートなソウルであったまろう」
今週は、プロ・クライマー大場美和選手のエナジーミュージックからスタート♪
「もう一度 / amazarashi」
大場選手、東京オリンピックでのメダル獲得、期待しています!
今日はスウィート・ソウルの名曲をセレクトしてお送りしました♪
ソウル・ミュージックやR&B、ブラック・コンテンポラリーなど、
このジャンルの呼び名は時代によって色々とありますが、
中でも特に、70年代以降のヴォーカル・グループが甘い声で歌うバラードで、
しかもファルセットが多用されたものを「スウィート・ソウル」と言います。
しかしこの名称は、日本独自の呼び方のようです。
アメリカの場合、ゴスペルやブルースから生まれた
ソウル・ミュージックやR&Bは、派生した地域ごとにカテゴライズされ、例えば…
・ミシガン州デトロイトでは、モータウン
・ペンシルベニア州フィラデルフィアでは、フィリー・ソウル
・イリノイ州シカゴは、シカゴ・ソウル
というように、元々は地域に根付いたものでした。
そういった音楽が日本である程度定着した後、
サウンドや歌の傾向で「スウィート・ソウル」と呼ばれるようになったようです。
ということで先ずは、スウィート・ソウルの代表格、
フィラデルフィアで結成されたグループ、デルフォニックスからご紹介。
66年、後にフィラデルフィア(フィリー)・ソウルを作ったトム・ベルのプロデュースで
デビューするもヒットせず。
その後、彼らにトム・ベルを紹介したスタン・ワトソン自ら立ち上げた
“フィリー・グルーヴ・レーベル”からのシングル「La La Means I Love You」で、
全米R&Bチャート2位、ポップ・チャート4位のヒットを記録しました。
続いてもう1曲、フィリー・ソウルの代表的なナンバーを。
スタイリスティックスの「You Make Me Feel Brand New」。
フィラデルフィアで68年に結成された5人組、スタイリスティックス。
翌年地元のセブリング・レコードから出した「You're A Big Girl Now」が話題になり、
その権利を買い取ったアヴコ・レコードから71年にリリースされたのが、
デビュー・アルバム『The Stylistics(邦題:スタイリスティックス登場)』。
ここには、後にダイアナ・ロスとマーヴィン・ゲイのデュエットでカヴァーされる
「You Are Everything」なども収録されていました。
彼らの代表曲である「You Make Me Feel Brand New」は、
73年リリースの3rdアルバム『ロッキン・ロール・ベイビー』に収録。
ロバータ・フラック、ロッド・スチュワート&メアリー・J・ブライジ、
ベイビーフェイス、ボーイズ?メンなど、多くのアーティストにカヴァーされています。
次にご紹介したのは、ニュージャージーで活躍したヴォーカル・グループ、モーメンツ。
ファルセット・ヴォーカルと美しいメロディーで、日本でも人気の高いグループです。
76年のアルバム『Moments With You』では、時代に合わせてファンクを取り入れつつ、
従来からのソフトでメロウな持ち味も発揮されています。
中でもA面1曲目「We Don’t Cry Out Loud」から2曲目「With You」への流れは
スウィート・ソウル好きにはたまりません。お届けしたのは「With You」。
続いてお送りしたのは、アメリカで別格の人気を誇るアイズレー・ブラザーズ。
56年にオハイオ州シンシナティで4兄弟によって結成され、
RCAレーベルを経て、66年にモータウン・レコードに移籍。
69年には自分たちのレーベルT-Neck(64年設立)のディストリビューターを
ブッダ・レコードに移し、シングル「It's Your Sing」で全米R&Bチャート1位、
ポップ・チャート2位を記録、グラミー賞も受賞しました。
73年、T-NeckのディストリビューターをCBSに移した彼らは、
以前からライヴに加わっていた弟や従兄弟3人を正式メンバーにして6人組となり、
アルバム『3+3』をリリース。
収録曲のジェイムス・テイラーのカヴァー「Don't Let Me Be Lonely Tonight」は、
まるで彼らがオリジナルであるかのような美しいソウルを聴かせてくれます。
最近はサンプリングなどで昔の曲が取り上げられ、
再びオリジナルも脚光を浴びるということがありますが、
次にご紹介したのも、そんな形で再評価された一曲、
メイン・イングリーディエントの「Let Me Prove My Love To You」。
メイン・イングリーディエントはNYで結成されたR&Bヴォーカル・グループで、
69年にRCAからシングルをリリースしてデビューしました。
彼らが75年に出した「Let Me Prove My Love To You」をサンプリングした
アリシア・キーズの「You Don't Know My Name」(2003年)が大ヒット!
再びメイン・イングリーディエントの名が世に知らしめられることとなりました。
ちなみに、この「Let Me Prove My Love To You」は、
74年リリースの6thアルバム『ユーフラテス・リヴァー』が、
2005年に日本で“世界初CD化”された際、ボーナス・トラックとして追加されています。
ラスト・ナンバーは、今週も沢山のリクエストありがとうございます!
「THE WAY I DREAM / DREAMS COME TRUE」。
引き続き、感想などもお待ちしております♪
来週は、シドニー五輪女子マラソン金メダリストでスポーツキャスターの
高橋尚子さんをお迎えしてお送りします!来週もお楽しみに!!
【OA曲】
OPテーマ : Breezin’ / George Benson
SWEET SWEET SWEET / DREAMS COME TRUE
もう一度 / amazarashi
La La Means I Love You / The Delfonics
You Make Me Feel Brand New / The Stylistics
With You / The Moments
Don't Let Me Be Lonely Tonight / The Isley Brothers
Let Me Prove My Love to You / The Main Ingredient
THE WAY I DREAM / DREAMS COME TRUE
EDテーマ : その日は必ず来る - Instrumental Version - / DREAMS COME TRUE
〜・〜・〜・〜・〜
この番組ではリスナーの皆さんからのリクエストや感想もお待ちしています!
ENERGY for ALL番組ホームページからお送りください。
メッセージ・リクエストをいただいた方の中から抽選で毎月10名様に、
番組グッズとエネオスグッズをセットにしてプレゼントいたします!
どしどし送ってくださいね♪
「もう一度 / amazarashi」
大場選手、東京オリンピックでのメダル獲得、期待しています!
今日はスウィート・ソウルの名曲をセレクトしてお送りしました♪
ソウル・ミュージックやR&B、ブラック・コンテンポラリーなど、
このジャンルの呼び名は時代によって色々とありますが、
中でも特に、70年代以降のヴォーカル・グループが甘い声で歌うバラードで、
しかもファルセットが多用されたものを「スウィート・ソウル」と言います。
しかしこの名称は、日本独自の呼び方のようです。
アメリカの場合、ゴスペルやブルースから生まれた
ソウル・ミュージックやR&Bは、派生した地域ごとにカテゴライズされ、例えば…
・ミシガン州デトロイトでは、モータウン
・ペンシルベニア州フィラデルフィアでは、フィリー・ソウル
・イリノイ州シカゴは、シカゴ・ソウル
というように、元々は地域に根付いたものでした。
そういった音楽が日本である程度定着した後、
サウンドや歌の傾向で「スウィート・ソウル」と呼ばれるようになったようです。
ということで先ずは、スウィート・ソウルの代表格、
フィラデルフィアで結成されたグループ、デルフォニックスからご紹介。
66年、後にフィラデルフィア(フィリー)・ソウルを作ったトム・ベルのプロデュースで
デビューするもヒットせず。
その後、彼らにトム・ベルを紹介したスタン・ワトソン自ら立ち上げた
“フィリー・グルーヴ・レーベル”からのシングル「La La Means I Love You」で、
全米R&Bチャート2位、ポップ・チャート4位のヒットを記録しました。
続いてもう1曲、フィリー・ソウルの代表的なナンバーを。
スタイリスティックスの「You Make Me Feel Brand New」。
フィラデルフィアで68年に結成された5人組、スタイリスティックス。
翌年地元のセブリング・レコードから出した「You're A Big Girl Now」が話題になり、
その権利を買い取ったアヴコ・レコードから71年にリリースされたのが、
デビュー・アルバム『The Stylistics(邦題:スタイリスティックス登場)』。
ここには、後にダイアナ・ロスとマーヴィン・ゲイのデュエットでカヴァーされる
「You Are Everything」なども収録されていました。
彼らの代表曲である「You Make Me Feel Brand New」は、
73年リリースの3rdアルバム『ロッキン・ロール・ベイビー』に収録。
ロバータ・フラック、ロッド・スチュワート&メアリー・J・ブライジ、
ベイビーフェイス、ボーイズ?メンなど、多くのアーティストにカヴァーされています。
次にご紹介したのは、ニュージャージーで活躍したヴォーカル・グループ、モーメンツ。
ファルセット・ヴォーカルと美しいメロディーで、日本でも人気の高いグループです。
76年のアルバム『Moments With You』では、時代に合わせてファンクを取り入れつつ、
従来からのソフトでメロウな持ち味も発揮されています。
中でもA面1曲目「We Don’t Cry Out Loud」から2曲目「With You」への流れは
スウィート・ソウル好きにはたまりません。お届けしたのは「With You」。
続いてお送りしたのは、アメリカで別格の人気を誇るアイズレー・ブラザーズ。
56年にオハイオ州シンシナティで4兄弟によって結成され、
RCAレーベルを経て、66年にモータウン・レコードに移籍。
69年には自分たちのレーベルT-Neck(64年設立)のディストリビューターを
ブッダ・レコードに移し、シングル「It's Your Sing」で全米R&Bチャート1位、
ポップ・チャート2位を記録、グラミー賞も受賞しました。
73年、T-NeckのディストリビューターをCBSに移した彼らは、
以前からライヴに加わっていた弟や従兄弟3人を正式メンバーにして6人組となり、
アルバム『3+3』をリリース。
収録曲のジェイムス・テイラーのカヴァー「Don't Let Me Be Lonely Tonight」は、
まるで彼らがオリジナルであるかのような美しいソウルを聴かせてくれます。
最近はサンプリングなどで昔の曲が取り上げられ、
再びオリジナルも脚光を浴びるということがありますが、
次にご紹介したのも、そんな形で再評価された一曲、
メイン・イングリーディエントの「Let Me Prove My Love To You」。
メイン・イングリーディエントはNYで結成されたR&Bヴォーカル・グループで、
69年にRCAからシングルをリリースしてデビューしました。
彼らが75年に出した「Let Me Prove My Love To You」をサンプリングした
アリシア・キーズの「You Don't Know My Name」(2003年)が大ヒット!
再びメイン・イングリーディエントの名が世に知らしめられることとなりました。
ちなみに、この「Let Me Prove My Love To You」は、
74年リリースの6thアルバム『ユーフラテス・リヴァー』が、
2005年に日本で“世界初CD化”された際、ボーナス・トラックとして追加されています。
ラスト・ナンバーは、今週も沢山のリクエストありがとうございます!
「THE WAY I DREAM / DREAMS COME TRUE」。
引き続き、感想などもお待ちしております♪
来週は、シドニー五輪女子マラソン金メダリストでスポーツキャスターの
高橋尚子さんをお迎えしてお送りします!来週もお楽しみに!!
【OA曲】
OPテーマ : Breezin’ / George Benson
SWEET SWEET SWEET / DREAMS COME TRUE
もう一度 / amazarashi
La La Means I Love You / The Delfonics
You Make Me Feel Brand New / The Stylistics
With You / The Moments
Don't Let Me Be Lonely Tonight / The Isley Brothers
Let Me Prove My Love to You / The Main Ingredient
THE WAY I DREAM / DREAMS COME TRUE
EDテーマ : その日は必ず来る - Instrumental Version - / DREAMS COME TRUE
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