Dream Heart(ドリームハート)

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Dream HEART vol.600 起業家 エミチカ(江見知桂)さん 著書『「逢いたくなる」オーラをはぐくむモナコからの言葉77』

2024年09月28日

今週ゲストにお迎えしたのは、モナコを拠点に活動されている、起業家のエミチカ(江見知桂)さんです。

エミチカさんは、1960年、三重県のお生まれ。

モナコを拠点に活動し、「新しい自分に出逢う」を提唱する、起業家です。

50歳で夫を亡くされ、専業主婦から経営者にとなり、「品格、勇気、愛を持って自分の限界を超えていくこと」をビジョンに掲げ、人脈や語学力を一から磨いて、ビジネスチャンスを切り拓いてこられました。

「女性ひとりひとりがダイヤの原石」とする、エミチカ流のライフスタイルは、SNSを通じ世界中で女性ファンを獲得。

また、2022年7月、世界的なプレゼンテーションイベント「TEDx」でスピーチし、月間再生回数世界最多を記録されました。(この記録は、日本人女性としては初)

日本人女性を対象としたオンラインスクール「エミチカアカデミー」や、一般社団法人「KELLY CLUB JAPON」を創設し、講演、経営者育成など、さまざまな活動を展開されていらっしゃいます。


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──暗闇の砂漠からの逆転

茂木:僕も、ご著書の『「逢いたくなる」オーラをはぐくむモナコからの言葉77』を読むまで、エミチカさんは超お嬢様で銀の匙をくわえて生まれてきたからモナコに住んでいらっしゃるのかなと思っていたら、50歳の時に眼科医だったご主人を亡くされたということで、そして多額の借金…2億円とも書かれていましたけど。

エミチカ:そうですね(笑)。

茂木:そこからのこの逆転人生はどうしてできたのか、ということなんですけども。突然50歳の時に旦那さんが亡くなられて、呆然としませんでしたか?

エミチカ:本当に悲しいとか何とか、そんな気持ちは全くなくて、「暗闇の砂漠の中にガンッと鉄格子が下ろされて、開け方は分からない、光も見えない、砂漠だよ」、みたいな感じで。

茂木:エミチカさん、言葉の力がすごいですね。今すごく伝わってきました。

エミチカ:本当ですか(笑)。

茂木:その状態から起業されたわけですけど。なぜエステサロンをされたんですか?

エミチカ:元々、夫は医療関係で医師でした。医療関係で医師がいなくなると、もうできなくなりますよね。
私に何ができるかなと思ったんですけど、もう50歳を超えているでしょ? それで、別に取り立てて手に職があるわけでもなし、お勤めをずっと継続してきたわけでもなし、もう何にもできないわけですよ。何もできない私、何も能力がないと思ったんですね。
でもただ唯一、美容関係は嫌いではなかった、という。

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茂木:主婦の頃から、お客さんとして行かれていたんですか?

エミチカ:そんなに頻繁というわけでもないんですけど。「何ができるかな?」、「これは好きかな? 嫌いかな?」と思って、「これは×」、「これは×」、「これは×」と、単純に思いついたのが「これしかないかな」みたいな感じでしょうか。
だからキャッチフレーズは、「地域医療から、地域美容へ」のような感じです。

茂木:でも、このエステサロンが最初からうまくいったわけではないんですよね。

エミチカ:最初はうまくいくような気分だったんですよ。まぁ不安もありますよ。だけれど、皆が「かわいそうにね」、「あんなにうまく回っていた事業がもう全部駄目になっちゃって、どうするのかしらね」みたいな声が聞こえてくるような気がしたんですね。実際にどうだったかは分からないですけども。
だから、自分はそうでもなくて、「やっているんだよ!」みたいなところを、形として見せたい気持ちがどこかにあったかもしれないですね。

茂木:ちょっと無理をしていたと言うか。

エミチカ:無理をしていた。だから「あれはあれで不幸だったと思うけれど、私は私で頑張れるし、頑張ろう」と思っていることを形に表したのがあれだったのかな、と思います。

茂木:素晴らしいですね。

──オーラを持っている人は、また逢いたい人

茂木:今回のご著書『「逢いたくなる」オーラをはぐくむモナコからの言葉77』ですが、これはもちろん、いわゆるビジネス書と言うんでしょうか、「こういうふうに考えたら成功するよ」とか「人生がうまく行くよ」というふうに読まれる方もいらっしゃるかもしれないし、あと僕がこれを読んで「モナコは素敵な場所で行きたいな」と思ったように、旅行へ誘われる本でもあるし、そして何よりもエミチカさんの素敵な人生と言うか「こういう生き方ができたらいいな」というライフスタイルの本でもあるな、と思うんですけど。

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エミチカ:そうですね。それで、「オーラをはぐくむ」と書いているんですけれども、「じゃあオーラって何?」と。

茂木:何なんでしょうか?

エミチカ:やっぱりオーラを持っている人は「生まれながらにして」とか、「才能があって」とか、「著名人である」とか、「お金をたくさん持っている」とか、そういうイメージがあるじゃないですか。「わー、華やかでキラキラしてる」って。
でも、私が思う「オーラを持っている人」というのは、「また逢いたいな」と(思う人)。

茂木:それが今回の著書なんですね。

エミチカ:そうなんです。「逢いたくなると思ってもらうにはどうしたらいいかな?」ということを、77の言葉にしてあるんです。

茂木:そうです。だから皆さん、「また逢いたくなるような人になる」、その秘密がこの本に書かれていますので、是非チェックしてみて頂きたいと思います。
エミチカさん、このご本をこれから読みたいという方のために、何かちょっとメッセージを頂いてよろしいでしょうか。

エミチカ:はい。せっかく私たちがこの世に生まれてきたからには、「二度と逢いたくない」なんて思われるよりも、「またお越しください!」とか、「逢いたいです!」と言われた方が幸せですよね。私は、その逢いたくなる人というのはやっぱりオーラを持っていると思うんです。
皆さんにお伝えしたいのは、人間関係もビジネスも全てにおいて、やっぱり人が繋いでくれますよね。だから、「『また逢いたいんです』となるにはどうしたらいいかな?」ということを、エピソードをこんもり込めて書いてありますので、是非お読み頂けたら嬉しいなと思います。

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●「逢いたくなる」オーラをはぐくむモナコからの言葉77/ エミチカ(著)
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