3月10日(日)の放送では、ご飯のお供の専門家・長船クニヒコ(おさふね・くにひこ)さんをゲストに迎え、オススメのご飯のお供やギフトに最適なご飯のお供について語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、長船クニヒコさん
日本各地のご飯のお供を紹介しているWebメディア「おかわり JAPAN」を運営している長船さん。これまで食べたご飯のお供は1,500種類以上にもなり、現在は情報発信のほかにも、ご飯のお供の販売やイベントなどもおこなっています。
今回はまず、都内でご飯のお供を買う際の行きつけのお店を伺うと、長船さんは「AKOMEYA TOKYO」を紹介。すると、ホランもこのお店が大好きとのことで、「ふりかけもおいしいですし(お店の)端から端まで見ていたら“もうこんな時間!?”って感じるぐらい(楽しい)。AKOMEYAさんは“大人のワンダーランド”」と絶賛します。さらに長船さんは「間違いないのは百貨店ですね。こだわりのもの、本格的なもの、地域のものなど、いっぱいあります」とオススメします。
また、もうすぐホワイトデーということで、ホワイトデーのお返しにピッタリな“女性にオススメのご飯のお供”として、長船さんは万能調味料の「サクサクしょうゆアーモンド」と、福岡県の「梅の実ひじき」をチョイス。「『梅の実ひじき』は細かく刻んだカリカリ梅をちょっと甘い味付けにしたもので、女性に人気があります。いろいろなメーカーさんが出していますが、有名なのは、太宰府にある『十二堂えとや』さんですね」と紹介します。
続いては、長船さんオススメのご飯のお供を伺うことに。まず紹介してくれたのは北海道・佐藤水産の「鮭ルイベ漬」。佐藤水産はとにかく鮭にこだわるメーカーで、使用している鮭、いくらはすべて国産。そして、漬けている醤油も鮭醤油を使用しており「とにかく鮭の旨味が凝縮しています。焼き鮭や鮭フレークでは味わえない食感と、鮭の旨味が味わえるのが『鮭ルイベ漬』かなと思います」と魅力を語ります。
さらに、この日はスタジオに「鮭ルイベ漬」が用意され、フタを開けたホランは「醤油と海鮮のいい香りがする! 美しいルイベ漬けでございます!」と大興奮! そして、ご飯とともに試食すると「塩味がちょうどいい! 当然ながら鮭といくらの相性は最高だし、ご飯が進んじゃう」と絶賛します。また長船さんいわく、「鮭ルイベ漬」をアボカドと和えて、ちょっとレモンを加えて食べてもおいしいそうです。
2品目は、滋賀県の漬物メーカー丸長食品が販売する「まぜちゃい菜」。これは滋賀県の伝統野菜“日野菜”の葉をメインに、日野菜の根、きゅうり、青トマト、青唐辛子、青しそなどを細かく刻んで和え、ゴマなどを加えた漬物です。早速ホランがご飯に混ぜて試食すると「香りが本当に爽やかで、ちょっとピリッとするんですけど、シャキシャキとした食感も楽しくて、本当においしい!」と満面の笑みを浮かべます。
長船さんが今回「まぜちゃい菜」を紹介した理由は、近年、漬物の需要が減っていて、若者にもっと漬物を食べてほしいからだそうで、「こうやってご飯に混ぜて食べてもすごくおいしいですし、混ぜご飯としてお弁当に入れたり、おにぎりにしてもいい」と話します。
さらには「『日本三大菜漬』というものがありまして、九州の高菜漬け、信州の野沢菜漬け、この辺りは有名なのですが、もう1つが広島菜漬。(高菜漬、野沢菜漬に比べたら)マイナーですが、とてもおいしくて瀬戸内海で採れたちりめんを合わせた『広島菜ちりめん』は絶品です!」とオススメしていました。