1月7日(日)の放送では、前回に引き続き、ホフディランの小宮山雄飛(こみやま・ゆうひ)さんをゲストに迎え、お正月に必ずしていることや2024年の展望などについて語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、小宮山雄飛さん
新年最初の放送とあって、まずはお正月に必ずしていることを聞いてみると、小宮山さんは、実家で両親に挨拶した後、プライベートでも親交のある酒場詩人 画家・作家の吉田類(よしだ・るい)さんと電車で高尾山に向かい、頂上でお祝いをするそう。
ただ、元旦以外の行事ごとはやらないようにしていると言い、その真意を聞くと、「僕はあまりお祝いごとができないんですよ、バレンタインやハロウィンも“もうやらなくても……”っていうようなところがあるので。でも、せめて元旦くらいはいいことをしようと思って」と語ります。
すると、逆に「誕生日はどうしている?」と行事関連の質問を投げかけます。これにホランは「私の生まれた時刻の15時37分になると、両親が必ずメールを送ってくれるんです」と明かすと、「いい親! それはいいね、俺もやろう(笑)」と感激する小宮山さん。その反応にホランも「素敵な親でしょ!」と胸を張ります。
続いて、ホランが「雄飛さんはお仕事をされながら、グルメや旅行、ディズニーなど、好きなこともずっとやられているじゃないですか。それが“超うらやましい!”と思っているんですけど、どうやってそんな素敵なバランスになっていったのですか?」と尋ねます。
これに対し、小宮山さんは「(仕事もプライベートも)自分の好きなことだけをやっているからじゃないですか?」と素直に答える一方で、「でも(自分の仕事は)不安定なところは不安定だから」と本音を吐露。
実際に仕事がない期間があると心配になることもあると言い、「僕は常に、何か新しいことを企画していないと怖いの。だって、今やっていることも、いつか終わるから。なので、音楽をやった後にカレーのレシピ本を出そう、酒場の本を出そうとか“何か新しいことを(仕事に)入れないと!”ってなっていますね」と語ると、ホランも「確かに。終わりがないものはないですからね」と納得します。
そんな小宮山さんに、ホランが「2024年に画策していることはありますか?」と聞いてみると、昨年に発売した小宮山さん監修のレトルトカレー「究極 渋谷ブラックカレー」を挙げます。
グルメ通として知られる小宮山さんは、カレーに関してもかなりのこだわりを持っており、過去には店舗運営、レシピ本の執筆などの経験があるものの、レトルトカレーの監修は初めて。
しかも、数年前まではレトルトカレーに手を出そうとは一切思っていなかったそうですが、コロナ禍になって家で食事をすることが増え、レトルトカレーの需要が急増したのと同時にレトルトの技術も上がったことで、「どんどんおいしい商品が出てきて、僕もいろいろと(レトルトカレーを)食べたりしていくなかで“今だったら作ってみても面白いかな”と思って」と経緯を語ります。
そんな「究極 渋谷ブラックカレー」のこだわりを伺うと、「とてつもなく何かが突き抜けているわけではない」との意外な言葉が。というのも、今はカレーも細分化され、レトルトカレーもどこかが突き抜けた商品が増えているなかで、「あくまで(目指したのは)皆さんが食べて“普通のものよりも、ちょっとおいしい”と感じるような、200点とは言わないまでも“105点くらいのカレー”を作ろうと思って。本当においしいです」と自信をのぞかせていました。