11月5日(日)の放送では、パワースポット案内人の下川友子(しもかわ・ともこ)さんをゲストに迎え、パワースポットの魅力や神様との接し方、さらにはパワースポットに行く前・行った後にすべき行動などについて語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、下川友子さん
もともとタレント、役者として活躍しながら、現在はパワースポット案内人としても活動する下川さん。「最初は趣味で巡っていたんですけど、世の中がパワースポットブームになり、今はそっちがメインで動いています」と話します。
神社仏閣をはじめ、さまざまなパワースポットがあるなか、下川さんは特に「自然の生命力、自然からいただくものがすごく好き」とのことで“日本最大のパワースポット”には沖縄県・宮古島を挙げます。「もちろん個性があるので、人によって(パワーの感じ方に)違いはありますが、宮古島のパワーは爆発的! どこの場所に行っても自然のパワーをたくさんいただけます」と絶賛します。
パワースポット巡りを始めて約20年になる下川さん。そのあいだにも、パワースポットに対する思いが徐々に変化してきたそうで、「最初は、単純に自分の体と心がリフレッシュされていくのが気持ち良くて行っていたんですけど、今は自分の五感が磨かれてきているのか、パワースポットに行くと、ご利益だけじゃなく、目には見えないけど、いろいろな気や空気感に左右されているように感じて、自分の(新たな)扉が開いていく感覚がすごくあります」と語ります。
さらには、「今は情報がとても多いから、みんな頭をすごく使うじゃないですか。あとは他人と比べたりして、人間関係のトラブルなどで心が疲れている。でも、自然だけの場所、神聖な空気のなかに身を置くと、日常生活で抱えていたものがフッと洗い流されていくんですよ。なので、パワースポットは人間が生きていくうえですごく大事な場所なのではないかと思うんですよね」と熱弁します。
今年10月に発売された下川さん初の著書『「パワースポット」で神さまに好かれて開運する方法』(ヒカルランド)では、オススメのパワースポットはもちろん、神様の紹介、パワースポットの活用法のほか、パワースポットに伺う前後の大事な行動についても書かれており、これにホランが「パワースポットって“着いてから出るまで”じゃなくて、その前後にも(やるべき行動が)あるんですね!」と驚きます。
下川さんによると、パワースポットに行く前にすべき行動の1つが“掃除”で、「なぜ大事かというと、パワースポットでいい空気をチャージして前向きになって帰ってきたとしても、家がグチャグチャだと一気に日常の自分に戻ってしまう。さらに(パワースポットに行ったときに)思いついたことなどが、一瞬で飛んでしまうんですよね」と説明します。
また、余裕があれば土地の守り神・氏神様のところに寄ってから行くのがベストだと言い、「氏神様は一番身近な存在なので、その神様に『〇〇から〇〇まで、〇〇に行ってきます』と伝えておくと、道中の交通安全など、いろいろサポートしてくれます。さらには、日常の自分をリセットしてくれて、ゼロの状態から旅をスタートできて、スムーズに進められます」と解説。
そして、実際にパワースポットを巡ったときに思ったこと、感じたことを忘れないようにメモしておくことが大事で、「メモをしておけば、家に帰った後でも(思いついたことを)忘れずに行動できる。やっぱり、行動を起こしたときに現実は変わるんですよ。いい空気をもらって神様に好かれたとしても、現実の行動を変えないと、現実は動かせないんです。“現実の自分”を変えていくことが一番大事なことだと思います」と感じ入ります。
最後に、パワースポットを訪れた後にやってほしい行動ついても言及。「まずは、その土地の食材をいただくことで、そこの土地のパワーも一緒にいただけますし、あとは温泉に入る。体の疲れが取れて、体の内側に大地の気を吸収できます。そして、帰ったらすぐに寝るのがいいです」と話していました。