2023/06/11

「餃子に“醤油&酢&ラー油”」はもう古い!? 専門家がオススメする“餃子の特製だれ”とは?

DDP編集部

6月11日(日)の放送では、会員制高級紳士餃子レストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」のオーナーシェフ・パラダイス山元さんがオススメする餃子4品を持参してくれました。

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(左から)ホラン千秋、パラダイス山元さん

ホランも大興奮! 臭みゼロの“ジビエ餃子”

会員制高級紳士餃子レストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」のオーナーシェフとして辣腕を振るう“餃子の王様”ことパラダイス山元さん。この日はなんと、スタジオに蔓餃苑の人気メニュー4品が登場!

最初にホランがいただいたのは、大葉がちょっと顔を出している餃子。こちらは大分県産のイノシシの肉を使ったもので、まず何もつけないでそのまま食べると、「すごい! 信じられないくらいジューシー! ジビエのワイルドさが、大葉の爽やかな香りとベストマッチしています。くさみゼロのマジでうまい餃子! 信じられない!」と大興奮! さらに、山元さんオススメの柚子胡椒をつけて食べると、「柚子の爽やかさが加わって、もっとおいしい!」と大絶賛。

おいしさ溢れる“ラム&パクチー”のマリアージュ

続いては、ニュージーランド産のラムを使った餃子で、生のパクチーと一緒に食べる“ラムパクチー餃子”。いまや、ラム餃子はさまざまなお店で提供されていますが、山元さんいわく「蔓餃苑が初めて」と胸を張ります。

そして、「利き手じゃないほうの手でパクチーを持って、パクチーをかじりながら餃子を食べてください」との山元さんの教え通りにホランがいただくと、「うま〜っ! イノシシとはまた違うお肉の濃さ、強さがありますね」と唸るホラン。

さらには、「もちろん、ラムの香りはするんですけど、(パクチーとラムという)香りの強いもの同士で合わせているので、相乗効果でお互いを引っ張り上げている感じでおいしい〜」と満面の笑みを浮かべます。

ちなみに、なぜパクチーを餃子のなかに入れなかったかというと、山元さんは、「パクチーを刻んで(餃子の具材に)混ぜてしまうと、“パクチーが入っているなぁ”と感じるぐらいで、(パクチー本来の)良さが伝わらないんですよね。だったら、あえて別にして、口のなかでマリアージュさせたほうがおいしいんですよ」と解説します。

エビ+アボカド+ライムでオシャレな味に

次は、餃子からはみ出るほどのエビが特徴的な“エビ餃子”。インドネシアのカリマンタン島から運ばれたエビにアボカドを加えたこの餃子は、ライムを絞っていただくのがオススメの食べ方だと言います。

ひと口食べたホランは、「うま〜い! エビがそのまま入っていて、その存在感とアボカドのやさしい青み、さらに、ライムでマリアージュされて最高においしい。オシャレな味!」と感想を伝えると、ここで山元さんから「バルサミコ酢に浸した明太子と一緒にいただいてみてください」との提案が。

これには「いろいろな味が渋滞しすぎていませんか!?」と怪しむホランですが、「これが最高に合うんですよ。醤油とお酢とラー油で食べるのを日本政府に禁止してもらいたいぐらい(笑)」と山元さんは一歩も引きません。

そして、ホランがバルサミコ酢&明太子でエビ餃子をいただくと「うわぁ〜! これはまた(味が)全然違っておいしい〜。明太子にバルサミコ酢が絡んで、みぞれみたいな感じになっていて、それが餃子にしっかりマッチして、めちゃくちゃおいしい!」と思わず感動します。

まるで“ステーキ”のような餃子

最後は、和牛を使った餃子ならぬ“牛子(ぎゅうざ)”。こちらは、肉に下味を一切つけておらず、ナツメグやシナモンが入った“蔓餃塩(まんぎょえん)”なる牛子のためだけに作られた蔓餃苑特製のスパイスをつけていただきます。

ひと口食べるやいなや「ジュース(肉汁)がすごい! ひと口サイズのステーキをカジュアルにいただいているような肉の強さがありますね」と驚くホラン。

それこそ、焼肉などでは、焼いている途中で肉汁が流れてしまいますが、餃子にすれば、皮のなかに肉汁が閉じ込められるため、「おいしいところが全部(餃子に)詰まっています!」と山元さんが自信を持って語ると、ホランも「これは本当にヤバいです!!」とご満悦の様子。

蔓餃苑の自慢の餃子4品を食べ、「どれも本当にすごくおいしかった!」と満足そうに語るホラン。なかでも、最初に食べたイノシシの餃子が特に好きだったようで、「“イノシシを餃子にする”っていう発想がすごいし、計算され尽くした爽やかさと肉の強さ……本当に天才だと思います」と大絶賛!

しかし、今回は蔓餃苑の餃子をただただ食べ尽くすだけになってしまい「餃子の話を全然伺っていない(苦笑)。ぜひ、来週も餃子についていろいろ教えてください!」と興奮気味に話すホランでした。


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