4月16日（日）の放送では、ラーメンをこよなく愛し、その魅力を日本から世界に発信している、アメリカ人ラーメンYouTuberのブライアン・マクダクストンさんをゲストに迎え、全国のおいしいラーメンについて語っていただきました。
（左から）ブライアン・マクダクストンさん、ホラン千秋
ラーメンをアドベンチャーするきっかけ
アメリカ・サンフランシスコ生まれのブライアンさんは、名門UCLA（カリフォルニア大学ロサンゼルス校）でコンピューターサイエンスを学び、プログラマーの職に就くも、28歳の頃に退職し、来日。
その後、英語教師として働きながら、全国のラーメンを食べ歩きつつ、その情報を英語で発信するラーメンブログ「Ramen Adventures」をスタート。さらにはYouTubeでも数多の名店を紹介し、世界中から注目を集めています。
年間300〜400店、累計約2,000店舗ものラーメン店を巡ったブライアンさんですが、来日した当初はラーメンをほとんど食べることはなかったと言います。その理由は、「（人気店には）行列ができていたからですね。800円のラーメンを食べるのに1時間も待っている人がいる。それは結構です」と苦笑い。
しかし、来日して約1年半が経った頃、「時間があったから」と初めて並んで食べてみたとんこつラーメンに衝撃を受けたと言います。「初めての味。とんこつがクリーミーで、旨みのあるスープにモチモチ麺。トッピングのチャーシューもヤバくて、ありえへんかった〜！」と興奮気味に語ります。
最近好きなラーメン店、衝撃を受けたラーメン店は？
ブライアンさんは、しょうゆ、味噌、とんこつ、塩など、さまざまな味のスープがあり、バラエティ豊かな点もラーメンの大きな魅力だと言います。なかでも好きなジャンルとして「おしゃれなしょうゆラーメン」を挙げ、「最近はちょっと（値段が）高くなっているけど、大好きですね」と語ります。なかでもオススメのお店として、東京・新宿にある「らぁ麺や 嶋」を紹介します。
さらにホランが、「最近、衝撃を受けたラーメンは？」と伺うと、東京・浜松町にある「MENクライ」を紹介。多くのお店が製麺機で自家製麺を作るなか、こちらのお店は手打ちで、うどんのように太い麺に衝撃を受けたと言います。
意外と知らない日本各地の独特なラーメン文化
続いてホランが、「日本全国を巡ったなかで“おいしいラーメンがたくさんある街”ってどこですか？」と質問。そこでブライアンさんは福島県・喜多方を挙げます。
「ここは朝ラーメンの文化があるのが良い。朝6時くらいに行っても、すごく人が多い！」と選んだ理由を説明。また“まだ知られていないけどお気に入りの街”として挙げたのは高知県・須崎市。そこには須崎名物の「鍋焼きラーメン」があるとのことで、ホランは「鍋焼きラーメン!? 食べたことないかも〜」と興味津々。
ブライアンさんによると、スープは親鳥の鶏がら醤油ベースで、具は生卵やちくわなども入っていて、出される際には、その名の通り器ではなく鍋で出てくるそうで、「須崎市は独特のラーメン食文化がある」と話していました。
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