1月29日(日)の放送では、前回に引き続き、ジョージ・ウィリアムズさんをゲストに迎え、音楽フェスの魅力についてたっぷりと語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、ジョージ・ウィリアムズさん
ジョージさんと言えば、音楽フェスで司会を担当したり、自身がオーガナイザーをつとめるライブイベントを開催するなど、いわば“音楽フェス通”。そんなジョージさんが、数ある音楽フェスのなかでもオススメなのが、夏に新潟県の苗場スキー場で開催される「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル/以下、フジロック)」です。
ジョージさん自身もフジロックの常連で、会場に足を運ぶたびに“帰ってきた!”という感覚になるそうで、「音楽好きの仲間と、野外で音楽を思う存分に楽しめる」「音楽好きでフジロックに行ったことがないという人は、1度でいいから行ってみてほしい!」と声を大にします。
夏の楽しみ方は人それぞれあるものの、「フジロックに行くと、間違いなく夏の大きな思い出になる」と言います。例えば、5年前に行ったフジロックのことをふとした瞬間に思い返して、「“あのアーティストが来ていたな”“ライブのとき、すごい雨が降ったな”など(と記憶が蘇り)、その年のハイライトになる」とジョージさん。また、出演アーティストについて詳しくなくても「会場の空気や雰囲気だけでも楽しめる場所。その場にいられるだけで幸せ」と力を込めます。
そして、出演アーティストのラインナップに関しても、「毎年、音楽好きの心をつかんでくるラインナップになっているので、誰が出演するとか関係なく、フジロックには必ず行く。(それぐらい)僕はフジロックを信用している。絶対に楽しませてくれるし、裏切らない」と熱弁。
さらにジョージさんは、会場となる苗場スキー場までのアクセスや宿泊先を確認したりすることも「音楽の体験につながる」と言います。アナログレコードを引き合いに、「電車に乗ってレコード店までレコードを買いに行き、店で(お目当ての)レコードを探して、買って帰宅したらレコードを出して(盤面に)傷がついていないかを確認して、レコードプレーヤーに置いて針を落とす。こういったレコードを聴くまでの流れも1つの音楽体験で、フジロックも同じことだと思う」と力説します。
これにホランは、「手軽さだけじゃなくて、そこに時間と手間とお金をかけて行くことによって、そこでしか得られない思い出になるんですね」と感心しきり。改めて、ジョージさんは「音楽好きは、ぜひ音楽フェスに行って体験してみてほしいし、音楽好きではない方でも(行けば何かしらの)衝撃を受けると思う」と太鼓判を押していました。