2022/11/27

「こんな世界があり得るのか!?」北海道にある“絶景冬スポット”とは? 絶景プロデューサーが紹介!

DDP編集部

11月27日(日)の放送では、絶景プロデューサーの詩歩(しほ)さんをゲストに迎え、現在の活動に至ったきっかけや、冬におすすめの“絶景スポット”について語りました。

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(左から)ホラン千秋、詩歩さん

絶景にハマったきっかけは?

詩歩さんが、絶景プロデューサーという肩書きで活動を始めるきっかけとなったのは2012年。当初は、自分で絶景を撮影するのではなく「キュレーション(情報を収集、選別、編集し、新たな価値を持たせること)という形で写真をお借りして、自分の行きたい場所を“みんなも行ってみたいよね?”という形で取り上げて、Facebookページで紹介していたのがきっかけでした」と振り返ります。そして、いろいろな場所を巡っているうちに“自分でも撮ってみよう”と思い立ち、2016年頃から本格的に自分で撮影するようになったそう。

絶景の魅力については、「景色って、1秒たりとも同じ瞬間がないんです。風も吹きますし、太陽の角度も変わるし、雲は動くし……(個人的には)太陽の角度によって差し込む色の変化が好きで、朝に行った場所に夕方も行ってみたり、翌日も行ったりします。“ここが見たい!”と思ったら、そこだけのために1泊2日ぐらいいることもある」と力説します。

絶景を上手に撮るワンポイントアドバイス

絶景の魅力について語ってもらったところで、次は絶景を上手に撮影するコツを教えてもらうことに。最近、詩歩さんが絶景の写真を撮る際に、人に感動をより伝えるために工夫しているポイントとして、「写真の構図のなかに比較対象物を入れること」を挙げます。

例えば、ニュージーランドの広大な草原を撮る場合、そのまま撮ってしまうと辺り一面が草原の“緑”だけでのっぺりとした印象になりがちですが、「例えば、草原のなかに1軒ポツンとある小屋を入れて撮ってみたり、車が通ったところで、あえて車を入れて景色を撮ってみる。つまり、その風景のなかに、客観的にサイズ感が分かるようなもの(比較対象物)をあえて入れて撮るようにしています」と語ります。

また、「日中に青空をバックに撮るのも素敵だけど、“夕日がこの辺りに沈むなら、夕日と一緒に撮ってみようかな”とか、朝、夕方、夜など(同じ場所でも)絶景ポイントでは、時間の一瞬の美しさというものも表現できると思う」と熱弁します。

冬におすすめの“絶景スポット”

ホランが、これから寒さが本番を迎える「冬」におすすめの絶景スポットを尋ねると、詩歩さんは「“寒さ”を楽しめる場所」「人生でベスト3に入る寒さだった場所」として、北海道の「しかりべつ湖コタン」を紹介。ここは、冬の期間限定でオープンしている絶景スポットで、「凍った湖面の上に切り出した氷で建物が作られており、(鑑賞用、観光用の)村ができているんです」と詩歩さん。

氷でできた建物内では、バーやチャペルが内装されていたり、氷で作られた温泉が楽しめたり、氷のベッドで宿泊できる部屋もあるそう。ちなみに、詩歩さんがこの地を訪れたときは夕方で、体感でマイナス15℃ぐらいだったそうで、「バーでは、湖に(厚く張った)氷を切り出して作ったグラスでお酒が飲めるんですけど、ドリンクが冷たいので、めちゃくちゃ寒いなか、キンキンに冷えたドリンクを飲んで、より寒くなるという体験ができる(笑)」と語ります。

ちなみに、2023年は1月28日(土)〜3月12日(日)に開催される予定で、「“こんな世界があり得るのか!?”という素晴らしい体験ができると思います。寒いのを体験したい方は、ぜひ行ってみてほしい」とオススメしていました。


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