今年は季節の巡りが早いようで、秋がすごい勢いで通り過ぎようとしています。本来だったら食べ物の話題で盛り上がるDDP編集部も今年はなんだか忙しない様子。そんな中、編集部に遊びに来てくれたのは、「こけしマニア」としても有名なたんぽぽの川村えみこさん。
特別特派員として「こけし」の魅力をたっぷりご紹介いただきました。
顔も形もさまざまなこけしたち
編集部にもたくさんのこけしを持ってきてくださった川村さん。その中でもホランさんが心くすぐられたのは、「子持ちこけし」。中から子供のこけしが出てくるという仕掛けに驚き、だんだんこけしの魅力に引き込まれたようです。
職人さんや地域によって、素材も違い、形、表情、性別も違うという「こけし」。
とげ抜き地蔵などではこけしのイベントなども開かれ、工人さんがその場で顔の絵付けをしてくれることも。そんな生まれたてのこけしを買うのも楽しみで、それぞれの工人さんのオリジナリティもあったり、どんな顔を授かるか、楽しみなんだとか。
そんなこけし業界も、やはり、後継問題に悩まされているそうで、生計を立てるのも難しいことから「継いでほしい」とも言いずらいという実情が。こけしはなかなか、新しくしたり、購入したりするチャンスがないことから、厳しいようですが、そんなこけしの世界をアピールするべく、こけしのフェスをやりたいという川村さん、様々な地域のこけしが勢揃いし、こけしモチーフの食を集めたり、おかっぱミュージシャンに歌ってもらったり・・・そんな楽しいイベントができたらと思っているのだとか。 木のおもちゃということで、環境にも優しいおもちゃであるこけし。ここから世界にもその魅力を発信していきたいとも考えているようです。
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