2022/10/02

黄色くなってもダメ!? 冷蔵庫はNG!? 「島バナナ」の食べごろと保存方法を気象予報士・森田正光が指南!

DDP編集部

10月2日(日)の放送では、気象予報士の森田正光(もりた・まさみつ)さんをゲストに迎え、“島バナナ”についてたっぷり語っていただきました。

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(左から)ホラン千秋、森田正光さん

島バナナは「とにかく高い!」

ホランがメインキャスターをつとめる報道・情報番組「Nスタ」(TBS系)の天気キャスター(月・火曜)としても知られる森田さんですが、「島バナナ協会・会長」という別の顔もあり、「ここ3年はバナナのことばかり考えている」と笑顔をのぞかせます。

島バナナは、小ぶりなサイズが特徴で種類もいろいろありますが、特に定義があるわけではなく、沖縄で採れたものを島バナナと呼ぶ人もいるのだとか。森田さんが島バナナと呼んでいるのは、東京・小笠原諸島から沖縄にわたって栽培されている小笠原種で「酸味があって独特な甘みがある」と特徴を語ります。

また、国内で出回っている島バナナは年間約40トンで「1人あたり1㎏としても4万人の口にしか入らない。一部のデパートや沖縄にはあるけど、市場にあまり出回っていないので、ほとんどの人が食べたことがないと思う」とその希少ぶりを力説。そのため、島バナナの価格は通常のバナナと比べて約5~10倍にもなり「とにかく高い!」と嘆く場面も。

島バナナの食べごろは?

続いては“島バナナの食べごろ”について。森田さんいわく、「絶対に(皮が)緑のときは食べちゃダメ! 紅葉と一緒で、緑がどんどん抜けていってイチョウみたいに黄色くなる。しかし、黄色くなってもまだダメ。黒いシュガースポット(皮に現れてくる斑点)が出てきたら食べごろ!」と声を大にします。

さらに「冷蔵庫に入れたら絶対にダメ! 追熟(ついじゅく)されなくなって、甘さが出てこない」と強調。黒いシュガースポットが出てくるまで触らずに吊るしておくのが良いそうです。

そんな森田さんが島バナナに夢中になったきっかけは、今から50年ぐらい前に同僚と石垣島に行ったときのこと。川平湾(かびらわん)を訪れた帰り道に「おばあちゃんが『これ、食べてみない?』と(島バナナを)くれたんですよ。それが“何だこのバナナは!?”って思うくらいむちゃくちゃ旨くて。それ以来、沖縄に行くたびに食べていた」と振り返ります。

その後、3年ほど前に「島バナナ協会」を設立し、現在は沖縄の畑で実際に島バナナの栽培をするまでに。栽培をするうえで台風や病虫害が大敵であることなど、収穫するまでの大変さを楽しそうに語る様子に「私も(島バナナの栽培を)やりたいな~!」と興味津々のホランでした。

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