2022/09/23

Drive Discovery PRESS Vol.77 編集後記

DDP編集部

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一気に秋の気配が深まる日々。皆さんはどんな場所へのお出かけを予定されているのでしょうか? 「食欲の秋」?「芸術の秋」?「ファッションの秋」?・・・圧倒的に「食欲の秋」に興味があるDDP編集部。今回の特集では、秋に美味しい「キノコ」を取り上げ、きのこアドバイザーの荻田毅(おぎた・たけし)さんをお迎えして、その魅力、たっぷり伺いました。

キノコを見つけるには、木を探せ!

場所によって生える種類が違うというキノコ。例えば、まさに「キノコ」といった形の赤に斑点があるベニテングタケは西日本には生えないなど地域性があるそう。また木によって生えるキノコが変わるため、松茸はアカマツがある場所でないと見つけられないんだそう。ちなみに、松茸などは親子でも採れる場所は教えないというのが決まり。「マツタケが生える場所は聞かない、教えない」というのがルールなんだそう。

きのこアドバイザーも憧れるキノコとは?

荻田さんが好きなキノコは、幻のキノコと言われる香茸(コウタケ)。裏側に針のようなつららがぶら下がっているというもので、松茸より貴重といわれ、20センチぐらいになるというキノコ。 栽培ができないものなので、見つけるか買うかしかないそうですが、名前の通り、素晴らしい香りで、天日干ししなくても香り溢れるキノコなんだとか。高い山の雑木林などに生息するそうですが、なかなか見つけるのは難しいもの!

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ちなみに、キノコは3日の命といわれるくらい短命。せっかく見つけても1週間後にはもう生えていないというのが当たり前なんだそうで、そんな儚い部分も更に魅力が増しますよね。

次回は更に奥深い「キノコ」の世界、ご紹介します!

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