2022/08/13

Drive Discovery PRESS Vol.71 編集後記

DDP編集部

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お盆休み真っ只中の週末ですが、皆さんはどんなお休みを過ごされていますか?それともカレンダー通りですか?相変わらず編集長をはじめ、「休み」と無縁なDDP編集部ですが、この時期は、せめて特集する内容だけでも「夏休み気分を!」ということで、恐竜展やリアル恐竜ショーなども大人気な「恐竜」をテーマにお届けしました。

爬虫類・恐竜研究家の富田京一さんをゲストにお迎えした今回の特集。富田さんは、両生類、爬虫類、そして、恐竜のスペシャリスト。今回もなんと、エリマキトカゲなど2匹のトカゲを連れてスタジオに登場!リュックから出てきたその姿に編集長も驚きの収録現場となりました。

恐竜や爬虫類の研究をされている富田さん。現在も世界各国で様々な恐竜の化石の発掘などが行われていますが、実は、まだまだわかっていないことはたくさん!
そもそも、3つの時代に生きたという恐竜ですが、そのうち、草花が茂るようになったのは、最後の白亜紀のみということで、前期の2つの時代では何を食糧にしていたのか、硬い植物や茹でないと解毒できないような植物などばかりの環境で、どうやって生きていたのか、わかっていないんだそうです。

テレビと映画の怪獣が大好きで、カメ、蛇、トカゲに興味を持ち、爬虫類、両生類、恐竜と繋がっていったという富田さんの一番のお気に入りの恐竜は・・・
「ケラトサウルス」

鼻先にちょこっとツノが生えている肉食恐竜で体長は6メートル。
原始的な姿で足も短く、他の恐竜たちが、スリムな体型に進化していく中で、そのままの体型でどうやって他の恐竜と渡り合っていたのか、不思議なんだとか。そんな無骨なところや爬虫類っぽいところがお気に入りのポイントなんだそうです。

基本はマングローブ地帯に生きていた恐竜やマングローブ地域に現在も生きる爬虫類の生態系の研究をされている富田さん。現在は100匹の生き物と暮らす生活だそうですが、著書「ヘンな動物といっしょ
(小学館)では、蛇、ノミ、フジツボ、カニ、オケラ、わらじ虫などなど、ご自身が飼って来たものの中から47種類選び、その飼い方などを説明。まさに様々な爬虫類や両生類と生活されてきたからこそわかる生態系などを紹介しています。

他にも多数の本を執筆されている富田さんに、次回は、日本全国のおすすめ恐竜スポットをご紹介いただきます!

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