夏休みに入ってお子さんのお昼ご飯に悩まれている方も多いこの季節。やはり季節の食べ物といえば・・・「そうめん」ですよね。食べ飽きる、という意見も聞くなか、実は、イタリアンや中華のアレンジも効く「そうめん」は、万能の食材の一つ!今回はそんなそうめんのスペシャリスト、ソーメン二郎さんをお迎えして、たっぷりと美味しいそうめんの食べ方を教えていただきました。
茹でる際に、梅干しを入れることでクエン酸の働きで、キュッとしまるという「そうめん」。
重曹を入れるという方もいるようですが、重曹では色が変わってしまったり、若干匂いが残ったりすることから、梅干しが最適なんだとか。その働きは化学的にも実証されているようですよ。
そんな梅干しや具材にも冷蔵庫の余った食材を活用できるという部分もそうめんの魅力なのかもしれません。
「そうめん」は、機械式で小麦を棒状に伸ばした麺で、手延べそうめんは職人さんが手で伸ばしたもの。伸ばしても、伸ばしても切れないことから、「ご縁が切れない」ということでお中元になったというもの。そんなコシがあるのが手延べの特徴とされています。
産地も、長崎の島原そうめん、兵庫は揖保乃糸、奈良は三輪そうめん、香川は小豆島とブランドも色々。原料は、小麦、水、油、塩と同じながら、その塩梅の違いで特徴が生まれているようです。
茹でる際には梅干しを投入し、しめる時のポイントは、ゴシゴシ水洗いすること。
ゴシゴシ洗って、塩と油を落とすのが重要で、氷水でさらにしめて、力強く絞る(水を切る)。
盛り方は、氷に乗せる、水に泳がせる、などもある中、やはり、コシを大切にしたいので、水を切る方がソーメン二郎さんのおすすめだそうです。
次回は、美味しいそうめんアレンジレシピもたっぷりご紹介します!お聴き逃しなく!