4月24日(日)の放送では、前回に引き続き、“ぐっさん”こと山口智充さんをゲストに迎え、自身のドライブの楽しみ方やおすすめのドライブコースなどを教えていただきました。
(左から)ホラン千秋、山口智充さん
“クルマ好き”の山口さんが、これまでにドライブしてきたなかで印象に残っている場所として真っ先に挙げたのは、沖縄・宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」。
開通した2015年に訪れたそうで「ここを走ったときは最高でしたね! 橋から見える周りの海のきれいさは南国ならでは。普段(都心に住んでいると)味わえない空気なので、南国の風を感じたくて」と声を弾ませます。
さらに、「地元の人たちはクーラーをガンガンに入れるんですけど、僕は窓を全部開けて、ノークーラーで走ると最高ですね! でも(暑くて)汗でビチョビチョになりますけど(笑)」と笑いを誘います。
また、ドライブをする際、行き先は“そこに行ってみたい”という気持ちから決めることが多く、「ナビ通り、予定通り、スマホで調べるのがあまり好きじゃない」と山口さん。自分の嗅覚・勘に任せて行った先々で気になった店にふらりと入るのが好きで、「(情報に頼らずに)いいお店を発見したいんですよね。こんなに楽しい宝探しはない」と声を大にします。
そんな“ぐっさん流ドライブ”で、たまたま発見してお気に入りになったお店の1つとして挙げたのは、愛知県知多郡にある「いも専科 芋ちゅう」の大学芋。ロケ中にたまたま通りかかり、「予定にはなかったんですけど、『どうしてもここに行きたい』と言って入ってみたら大当たりでした!」と振り返ります。山口さんいわく、外側はカリカリながら中はしっとりとした食感だそう。
クルマをこよなく愛する山口さんの印象に残っている番組の1つが「ぐっさんのニッポン国道トラック旅!」(NHK BSプレミアム)。こちらは、ドライバーの運転する14tの大きなトラックの助手席に山口さん、真ん中のシートにゲストが座り、全国の国道を旅するバラエティ番組です。
14tトラックの座席からの眺めと迫力に毎回ゲストが驚くそうで、「ずっと流れる景色が楽しくて、何時間乗っていても飽きない」と山口さん。北は北海道、南は九州までさまざまな国道を巡り、ある回では、国道1号を走りながら東京都から大阪府まで走ったこともあるそう。
これにホランが、「よくよく考えると、昔からその道を使って人が移動していたんだなって思うと、すごいスケール感ですよね!」と驚くと、山口さんも「道の進化もすごいなと。昔の人はこれで物流をやっていたんだなと思うと、そりゃあ時間がかかるよねって。今って、宅配も頼んだ翌日に届くのが当たり前じゃないですか」と共感します。
高速道路の場合、サービスエリアでしか食事や休憩ができないものの「一般道はお店がいっぱいある。トラックだと停められる場所は限られるけど、普通車ならどこでも行けるので、時間に余裕があるのなら、国道旅はすごくいいと思う」と魅力を力説しました。
もうすぐゴールデンウィーク(GW)ということで、家族連れで行くのにおすすめのスポットを尋ねると、「関東だと、僕が好きなのは千葉県」と山口さん。「九十九里有料道路があって、九十九里の先まで海沿いをずっと行けるんです。ここを走ると最高ですね。一宮町まで行くと、おしゃれなカフェやバーガー屋さんがいっぱいありますし、東京からだと日帰りで行けますから。あと、鴨川市から少し内陸に入るときれいな棚田があるので、それを見に行ってもいい」と語ります。
また、時間に余裕がある人は、「(九十九里有料道路から)そのまま南下して房総半島を1周してもいいし、館山市からずっと行くと鋸山(のこぎりやま)があって、金谷からは船(東京湾フェリー)が出ていますから、それに車を乗せて(神奈川県の)久里浜まで渡っちゃうんです。それで、横須賀市・本牧のほうから湾岸沿いを走って東京に帰ってくるのも最高ですね」とおすすめルートを紹介すると、ホランは「すごい! それはめちゃめちゃワクワクしますね!」と興味津々の様子でした。