ここ2年のコロナ禍も相待ってか、世界で成長を続けているという天体望遠鏡市場。北米ではアマチュア天文家も増加しているそうで、夜空に思いを馳せる人が増えているようですが、星が綺麗に見える冬場は天体観測にもピッタリ。そんな中、国立天文台副台の渡部潤一さんを特別特派員にお迎えしたDDプレス・星空編第2回目。今回もホラン編集長の好奇心は止まりません!
12星座は実は13星座に!
普段、星占いなどでも活用されている12星座ですが、実は、太陽の通り道(黄道)には13の星座があるそう!元々、国によって見解に違いがあったりしたところ、国際天文学連合が20世紀の初めに混乱を避けるために国際ルールとして、12星座に一つ加えられたのだとか。現在は12星座ともう一つ、「へびつかい座」も加わっているそう。
肉眼でもよく見えるISS国際宇宙ステーション!
星だけでなく地球の周りを回っている国際宇宙ステーション(ISS)も夜空に見えるものの一つ。緻密な計算のもと打ち上げられているため、見える場所も秒単位で予測でき、観測会などでは、実際にその光が見えると盛り上がるんだとか。そんなISSも2030年に引退するというニュースも!ですが、天文学者にとっては、こちらは衝撃のニュースではなく、ステーションを作り始めて40年以上となるその頃には、そろそろ役割を終える時期という認識なのだとか。各国次なる計画に移行していく時期で、まさに「世代交代」といった感じなんだそう。
2回に渡り、たっぷりと星空についてお話伺いましたが、ぜひ、皆さんもこの季節、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?