2022/01/30

カリスマ温泉ソムリエ・スギちゃん「一度行ったら忘れない“ワイルド中のワイルド”」イチ押しの“温泉”は?

DDP編集部

1月30日(日)の放送では、お笑いタレントのスギちゃんをゲストに迎え、全国の温泉の魅力について語っていただきました。

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(左から)ホラン千秋、スギちゃん

スギちゃんオススメの温泉

数多くの温泉ロケをこなし、全国各地の温泉を巡る旅番組も担当するスギちゃん。2007年には、芸能界で初となる「カリスマ温泉ソムリエ」の資格を取得するほどの“温泉のスペシャリスト”です。

小学生のころから家族旅行で行く温泉が大好きだったというスギちゃん。当時は温泉の泉質や効能に対する意識はなかったものの、大人になってからも当時の楽しかった記憶がインプットされていたこともあり、「温泉を知ることによって、どんどんハマってしまったぜぇ」と振り返ります。

ちなみに、温泉ソムリエの資格はステップアップライセンスとなっており、最も高いランクは「温泉ソムリエ家元」(5つ星)で、取得者はわずか1名! その次に「温泉ソムリエ師範」(4つ星)、そして、スギちゃんが取得している「カリスマ温泉ソムリエ」(3つ星)は上から3番目のランクで、十数人程度が取得しています。

そんな“温泉通”のスギちゃんが、おすすめの温泉として真っ先に挙げたのは、秋田県湯沢市にある「川原毛大湯滝」。ここは、7月上旬〜9月中旬のおよそ2ヵ月しか入れないレアな温泉で、ここには温泉ロケで初めて訪れたそう。

標高約800メートルのところに位置する川原毛地獄は日本三大霊地の1つで、「ガスが蔓延していて、湯気があがっていて硫黄の香りもすごく、草木が1本も生えていない」と話します。およそ1時間半歩いて着いたところは、「とにかく景色がすごい! 滝の下にくぼみがあって、そこが温泉になっている。そして、滝の上のほうに源泉が湧いていて滝も温かいんだけど、川の水と一緒になるのでちょっとぬるくなっている。ちなみに、冬は(冷たくて)入れない」と解説します。

温泉にたどり着くまでの道中は大変なものの、「ここはめちゃくちゃ気持ち良かった! 一度行ったら忘れない“ワイルド中のワイルド”。ふらっと行けるような場所じゃないけど、一度は体験してもらいたい。いい写真も撮れるので、ぜひ!」と太鼓判を押していました。

頭の上にタオルを乗せる理由

ちなみに温泉といえば、よくタオルを頭に乗せているシーンを思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。

スギちゃんによると、頭の上にタオルを乗せているのにはちゃんと意味があり、「露天風呂など屋外の湯船に浸かるときは、温かいタオルを頭の上に乗せることで、血流が頭に行ったときに血管が破裂しない効果があるので頭を温めておく」と回答します。

逆に、内風呂などの屋内の湯船に浸かるときには、「血流が良くなりすぎるので、冷たいタオルを頭の上に乗せることで冷やす。だから、(露天風呂とは)逆。全部に意味があるんです」と豆知識を披露。

初耳だったホランは、「初めて知りました! カリスマ感が出てきました(笑)」と感心しきり。

また、温泉宿にご当地の甘味を置いてあるのも意味があり、「“お風呂に入る”とすごく体力を使うので、空腹で入るのは体調に良くない。お風呂に入る前に甘いものを摂ってもらい、その後に水分を摂る。お風呂に入るとけっこう汗をかくので、ちゃんと水分を摂ってもらうように、お茶菓子が置いてあるんですよ。だから、お風呂に入る前に食べたほうがいい」とのアドバイスも。

スギちゃんから次々と出てくる温泉にまつわる“うんちく”に、ホランは「すごく面白いですね! もっと聞きたい!」と興味津々でした。


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