1月9日（日）の放送では、前回に引き続き、神社ソムリエの佐々木優太（ささき・ゆうた）さんをゲストに迎え、家庭運アップ、健康運アップにおすすめの神社を教えてもらいました。さらには、“男性アイドル好き”のホランにおすすめの神社も……!?
（左から）ホラン千秋、佐々木優太さん
初詣は行くべき？
佐々木さんは、開口一番「初詣は行ったほうがいい」と話します。参拝は特別なことではなく、神社は（日常で）“いつも行くところ”という考えから「その人にとって新年初めての参拝を“初詣”というイメージのほうが合っていると思う」と見解を示します。
佐々木さんいわく、初詣で参拝する神社は初めてのところでもオーケー。「神様は人ではない。初めて（の神社）だからといって、神様は絶対に怒らない。行かないよりも行ったほうがいいですから、“このタイミングでどうかな”“初めての神社だけどどうかな”って思わなくても大丈夫」と話します。
家庭運アップにおすすめの神社は？
前回は、佐々木さんに金運、恋愛運、仕事運ごとに、初詣におすすめの神社を教えてもらいましたが、今回は“家庭運アップ”をお願いしたい人におすすめの神社を教えてもらうことに。
佐々木さんが挙げたのは、静岡県熱海市にある「來宮（きのみや）神社」。ここにはとても大きな御神木（ごしんぼく）があり、「そこに多くの人が集っていたので“來”という字を使って“來宮”と言っていた」と由来を紹介。
そして、ここに参拝したときには「ぜひ耳をすませてほしい」と佐々木さん。というのも、この神社の御神木から少し離れたところに小川が流れていて「神社の方から聞いたんですけど、この御神木と小川の位置関係がものすごく大事だそうで、小川との距離があと1メートル離れていれば水が届かずに木は育たず、あと1メートル近かったら、水の力で苗が流されてこの木は育たなかった」と説明します。
さらには、「これはあたかも、人間関係や家族の関係にすごく近い」とも。「“距離感がすごく大事”ということが、この神社には詰まっているので、ぜひそこを見て神様に手を合わせて御利益を受けていただきたい」とまとめました。
健康運アップにおすすめの神社は？
次に“健康運アップ”におすすめの神社として挙げたのは、京都府京都市にある「八坂神社」。この神社の神事として有名な「祇園祭（ぎおんまつり）」は、「山鉾（やまほこ）と言われる、いわゆる車輪の付いた御神輿（おみこし）のようなものが出ますけど、これは“ここの神様に喜んでもらうため”におこなっています。
ここは疫病封じの神様というよりも、“疫病を流行らせる神様”だと言われているんです。だから『神様、怒らないで』と喜んでもらうために、祇園祭をすることから転じて疫病封じの神様とされている」と解説し、まさに「コロナ禍にピッタリの神様」と声を大にします。
ちなみに、京都が遠くてこの神社を訪れるのが難しいという人は、日本各地にある八坂神社を参拝して健康をお祈りしてもいいそうで、「昔の人も疫病を一番恐れていた。それを封じるのが実は全国にある八坂神社の神様なので、今のタイミングにぜひ健康を祈願して、参拝に行っていただきたい」とおすすめしました。
ホランにおすすめの神社
最後に、ホランが「私におすすめの神社はありますか？」と質問。“男性アイドル好き”だという情報をキャッチした佐々木さんがおすすめしたのは、東京都文京区にある「湯島天満宮」。
ここは“学問の神様”として有名な神社で、菅原道真公が祀られていることで知られていますが、佐々木さんは「ここに菅原道真公が祀られる前から、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)が祀られていたのですが、後から祀られた菅原道真公が有名になりすぎて、一緒に祀られているのを知っている人がそれほどいない。腕の力の強い神様（である天之手力雄命）がバックにいるということは、誰かを後押ししたり、誰かのために祈る大きい力を発揮する神様がいると言えるのではないか」と解説し、
「ホランさんにこそ、湯島天満宮に行っていただいて、天之手力雄命にスポットを当てながら参拝していただきたい」と力説。
それを聞いたホランは「有名なところだと、たくさん聞いたことのある御利益やストーリーってあると思うんですけど、“そんなの知らなかった”ということに目を向けて行くのも良いかもしれないですね」とうなずき、「身近なところから神社に参拝して、感謝を伝えて、それを継続してごあいさつに行けるようにしなければ」と話していました。
静岡県 京都府 東京都
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