12月26日(日)の放送では、前回に引き続き、お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳(ふくだ・みつのり)さんをゲストに迎え、バイクの魅力についてたっぷりと語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、福田充徳さん
レイザーラモンRGさんが芸人仲間たちと結成している「RGツーリングクラブ」のメンバーでもある、スピードワゴン・井戸田潤さんが乗っている愛車「ハーレーダビッドソン FXD ローライダー」は、およそ450万円をかけて改造したピンクを基調とした派手なボディカラーが、多くのバイク好きの人たちからも知られています。しかし福田さんは、井戸田さんの愛車を「バイク界では“非常にダサいバイク”とされているんです(笑)」とチクリ。
「ただ、ファッションと一緒で、自分が乗っているバイクってみんな悪く言われたくないので、基本的には(マナーとして)人のバイクのことを『ダサい』とは言わへんのですよ。でも、なぜかわからないんですけど、あるときから市民権を得て、潤さんのバイクを『ダサい』って言っても良くなった(笑)」と話し、その画像をホランに見せると「絶妙……ですね(笑)」と反応します。
福田さんいわく、井戸田さんはみんなから愛車が「ダサい」と言われることに最初はへこんでいたそうですが、「“ダサい”ということが有名になって仕事がいっぱい舞い込んできたそうなので、もう吹っ切れていたようでした(笑)」とエピソードを披露するひと幕もありました。
バイクを9台所有し、レースに出場したことがあるほどのバイク好きの福田さんは、「レースとツーリングは、まったくの別物」と話します。「(スピードを出して)飛ばしたいのなら、絶対にサーキットで走るべき。全然楽しさの質が違う」とその魅力を語ります。
サーキットで走ると、「“ここができるようになった”というのがけっこう明確にわかるんです。1周のタイムが出るので、“このぐらい速くなったな”“もっと(タイムを)詰めるにはどうすればいいだろう”というところから始まって、そのためにどういう技術を磨いたらいいのか……って。(考えれば考えるほど)よりバイクを好きになるし、技術を上達させたいのなら、サーキットに行ったほうがより安全で楽しいと思う」と福田さん。
さらに、バイクの世界最高峰レース「MotoGP(モトGP)」は、「ずっと日本のメーカーがチャンピオンを獲っていますから! 日本(のバイク産業は)はすごいんです!」と声を大にし、「レースのことも、もっと知ってもらいたい。かっこいいライダーもめっちゃいますから!」と力を込めます。
また、テクノロジーの進化に伴い、バイクのツーリングアイテムも続々と登場しており、「冬場のツーリングは『(寒くて)つらいでしょ』とよく言われるけど、電熱グッズをUSBにつなぐだけで(運転中も)ずっと暖かいし、ヘルメットにBluetoothマイクを付ければ、ツーリングで走っている最中でもしゃべれる。前を走っている人が『ここの路面が濡れているから気をつけて』と声をかけてくれて安全も確保できたり、いろいろなグッズがすごく進化してきている」と別の切り口からの魅力も力説しました。
1児のパパでもある福田さん。自分がバイクに乗っている姿を4歳の息子にそれほど見せたことはないものの「あるときに『バイク乗りたい』と言い出して。何台かあるバイクのうち1台でも息子が乗り継いでくれたら……『僕が免許を取ったら、このバイクに乗っていい?』って言ってくれたらうれしいな」と淡い期待を口にすると、ホランも「すごくいい話で締まりました!」と笑顔をのぞかせます。
最後に福田さんは、「もし次回、またこの番組に呼んでいただける機会があったら、(ホランから)『どのバイクを買おうか迷っています』っていう話で相談を受けたい」と話し、まだ免許を持っていないホランに向けて猛プッシュ。
さらに、「もしホランさんが免許を取った日には、(バイク乗りの)お父さんに『ツーリングに行こうよ』みたいなことを言ったら、お父さんは最高にうれしいと思いますよ。以前、車に乗って信号待ちをしているときにたまたま見たんですけど、(バイクに乗っている)お父さんが後ろに娘さんを乗せて、お母さんが息子さんを乗せて家族でツーリングしているのを見て、“うわっ、めっちゃええな!”と思って。そんなこともできるので、ぜひバイクの免許を取るところから」とおすすめしていました。