12月12日(日)の放送では、お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳(ふくだ・みつのり)さんをゲストに迎え、バイクの魅力についてたっぷり語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、福田充徳さん
大の“バイク好き”としても知られる福田さん。興味を抱いたのは、4つ年上の兄の影響でした。兄と一緒にテレビで観たバイクレースやドラマ「西部警察」(テレビ朝日系)で、舘ひろしさんがバイクを颯爽と乗りこなす姿に魅了され、16歳の誕生日を迎えてすぐに教習所へ。それからは、大学生時代や芸人になったばかりの頃の約5年間はバイクに乗っていなかったものの、その期間を除いてもバイク歴は25年以上になるそう。
若い頃は1人で気ままにバイクに乗っていれば満足でしたが、「仕事が忙しくなってくると、乗るよりも“集めたい”“欲しいバイクをとにかく手元に置きたい”ってなってきたり、今は芸人仲間やバイクの仕事で一緒になった人とツーリングに行くことが“楽しい”と思うようになった」と福田さん。なかでも、レイザーラモンRGさんが結成している「RGツーリングクラブ」のグループでツーリングを楽しむことが多いと言います。
ここでホランが、「ツーリングは何を目的に行くんですか? 行った先の景色なのか、食べ物なのか」と率直な質問をすると、福田さんは「行くときどきによりますけど、“景色をバックに自分のバイクを写真に収めたい”が、けっこう目的になっています」と話します。
福田さんにバイク初心者におすすめのバイクを尋ねると、「初心者や女性の方は、大きいバイクだと“立ちゴケ”と言って、止まっているときにふらついてコケてしまうことがけっこうある。基本的には小さい排気量のバイクほうが、軽いので良いと思います」とアドバイス。
どうしても大きいバイクに乗りたい場合は、「他のみんなは、ハーレーダビッドソンのような『足がしっかりと地面につくバイクのほうが、安心感があっていい』って言いますけど、僕は基本的に『“かっこええな!”“乗ってみたいな!”って感じたバイクに乗ったほうがいいですよ』と言うタイプ」と自身の見解を示します。
というのも、それで乗りづらかったとしても、自分が好きなバイクのほうが気分もアガり、「バイクへの愛情は、そっちのほうが強く持てるんじゃないかな。“乗りづらさ”“重さ”というところも、(乗っているうちに)そのバイクへの愛情に変わってくると思う」と話し、第一印象で“いい!”と思ったバイクに乗ることをおすすめしました。
ちなみに現在、福田さんが所有しているバイクは計9台。そのうち4台は、サーキットでしか走れない特殊なバイクのため、普段から乗っているのは5台だそう。そして、これだけの台数を持っていると大変なことも。しばらく乗らずにいるとバッテリーが上がってしまうため、「空いている日に、1台につき1時間は乗っています。1人で耐久レースみたいなことをしている(笑)」と明かします。
ひとしきりバイクにまつわる話を熱弁した後、福田さんは「ぜひ、ホランさんにも乗ってもらいたい!」と猛プッシュ。すると、実はホランの父親がバイクに乗っていて、学生時代の塾のお迎えに父がバイクでやって来ることもあったそうで、「(後ろに)乗る楽しさ自体は知っているので……自分で運転するには、まず免許を取るところから始めなきゃ!」と話していました。