10月24日(日)の放送では、前回に引き続き、歌舞伎俳優の尾上右近さんをゲストに迎え、おすすめのカレーやお店選びのポイントについてなど、たっぷりと語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、尾上右近さん
前回は、年間360食も食すほどにカレーにハマったきっかけなどを語ってくれた右近さん。
これまでに食してきたなかでもおいしかったカレーは、福岡県にあるスリランカ料理店「不思議香菜 ツナパハ」。ここのスリランカカレーは、「スープっぽくてすごくサラサラしたルウなんですけど、めちゃくちゃ辛い!」と特徴を語ります。
さらに、「ご飯を大盛りにして食べていくと、ルウがなくなるじゃないですか。そうすると、“追いルウ”ができるんですよ。ちょっとのルウでご飯多めぐらいでもいいかな、っていうぐらい辛いんですけど、“強がってルウをおかわりする”というのがここの楽しみ方ですね」とこだわりの食べ方を紹介。
博多座での公演などで、福岡を訪れた際には足を運ぶそうで「ここのカレーは衝撃的においしい」と太鼓判を押します。「(お店のある)天神までは少し距離があるので、タクシーで食べに行ってすぐに(博多座に)戻ってきて、お腹がパンパンで帯が苦しいまま舞台に臨む、というのが(博多での)ルーティン。そこまでが『ツナパハ』の楽しみ方です」と笑います。
右近さんは、おいしいカレー店を自ら探し歩き、飛び込みで入店するスタイルを貫いています。お店選びの指標となるのは「まず、お店がきれいなほうがいい。ちょっと見た目がオシャレな店構えのカレー屋さんが好き。そういうお店はカレーも凝っているので、店構えとカレーの色合いは重なる感じがしますね」と語ります。
ホランが、“あいがけカレー”をオーダーするときの注意点を尋ねると、右近さんは「ルウの粘度」と明言。「やっぱり、コテコテ系(のルウ)にはサラサラ系を合わせるのが好きですね。まろやか系の甘みのあるものと“ガツン”と辛いものを組み合わせる。“あいがけ”の場合は、それぞれを食べて楽しみながら、途中でご飯の防波堤を破壊して混ぜ合わせる。その瞬間がたまらなく好き」と熱弁します。
とりわけ、自宅に常備するほどミャンマーのカレー「チェッターヒン」が大好きな右近さんは、「(JAふらのの)『富良野スープカレー』のポークと(チェッターヒンを)あいがけするのが好きですね。チェッターヒンは油分がしっかりしているので、サラサラの富良野スープカレーと掛け合わせるが大好き」と太鼓判を押していました。