2021/08/01

ホラン千秋「ものすごく綺麗!」ビーチライターおすすめの“絶景スポット”に興奮!

DDP編集部

8月1日(日)の放送では、前回に引き続き、ビーチライターの古関千恵子さんが登場。ビーチの魅力について、たっぷりと語ってくれました。

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(左から)ホラン千秋、古関千恵子さん

車で20分の距離に絶景スポットが2ヵ所!?

古関さんがおすすめする関東近郊のビーチは、千葉県・銚子半島の最東端、犬吠埼(いぬぼうさき)。「高いところに登ったりしない限り、日本で最初に日の出が見られる場所なんです」とポイントを挙げます。

さらには、「地図を見ると、犬吠埼の先って、(はるか先の)アメリカまで海しかないので、この先はアメリカかぁ”“カリフォルニアに行きたいなぁ”なんて思いながら朝日を見る(笑)」という古関さんならではの楽しみ方も。

犬吠埼の写真を見たホランは、あまりの絶景に「すごい!」と声を上げます。また、岬には犬吠埼灯台がそびえ立っていて、古関さんは「この灯台は登れるんですよ。登れる灯台は日本に16基しかないので、とても希少」と言います。本番組でも、灯台マニア・不動まゆうさんのゲスト回で、灯台の魅力についてレクチャーしていただいたばかりとあって、ホランも「ものすごく綺麗!」と興味津々の様子。

そして、サンセットを眺めるのにおすすめしたいスポットとして、古関さんは犬吠埼から車で20分ぐらいのところにある“東洋のドーバー”と呼ばれる屏風ケ浦(びょうぶがうら)をあげます。

そこは20〜60mの落差の断崖が約10km続いており、「(ここから見る)サンセットがめちゃくちゃ綺麗。(犬吠埼で)日本で最初の朝日を見た日に屏風ケ浦でサンセットを拝む。たった20分の距離に絶景スポットが2ヵ所もあるので、なにかつらいことがあると行きたくなっちゃいますね」と熱く語ります。

そんな古関さんが太鼓判を押す屏風ケ浦の写真に、ホランは「そり立つ壁みたいで、地層も見えますね。日本じゃないみたい、すごいな〜」と息を吞みます。

葛飾北斎にインスピレーションを与えた!?

また古関さんいわく、“千葉の波”に魅了された有名人が昔にもいたそうで、「江戸時代後期に“波の伊八”という神社の欄間(らんま)などを彫る宮彫師(みやぼりし)がいたんですけど、その方が実は葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の元ネタではないかと言われる作品を作っているんです」と諸説を紹介します。

それまで北斎は陸から見た波を描いていたそうですが、波の伊八は「馬に乗って海のなかに入って波の観察をして、それでインスピレーションが降りてきて、ガーッと(一気に)彫っていったらしい」。

さらに、千葉県いすみ市にある「東頭山 行元寺(とうずさんぎょうがんじ)」の欄間には、「(北斎は)“波を横から見る”という発想を、この欄間を見て得たんじゃないか、と言われているんです。ただ、2人が出会ったという史実は残っていない。だけど、波の伊八の師匠と北斎がつながっていたという話はあって……実際のところはわかりませんが、そういうふうに言われています」と説明します。

そんな一説に、ホランは「その土地ごとに伝えられている話や歴史もあると思うので、そういう部分をビーチごとに調べてみるのも、歴史に興味のある方は特におもしろいかもしれないですね」と目からウロコの様子。

これには古関さんも大きくうなずきながら、「北斎は海外のアーティストにも影響を与えているので、千葉に行くまで知らなかった波の伊八も、実は海外のアーティストに影響を与えていたんだと考えると、なんだか“深いなぁ”って思います」と話していました。


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