6月20日(日)の放送では、サバンナの高橋茂雄さんをゲストに迎え、“サウナの魅力”についてたっぷりと語っていただきました。
(左から)ホラン千秋、高橋茂雄さん
サウナをこよなく愛するがゆえに、“サウナ風紀委員会の委員長”を自称する高橋さん。たくさんの人が利用することもあり、常々マナーにも気をつけているようで、現在のコロナ禍においては“黙浴”を心がけていると言います。
また、高橋さんいわく、サウナ界における一番のマナー違反は、サウナから出て汗を流さずにそのまま水風呂に入ってしまう人。「一番これをやってはダメ。その人のことは『かけず小僧』と呼ばれています(笑)。かけず小僧が現れたら、僕は風紀委員長として、昔から退治するようにしている」と熱く語ります。
その退治方法として、例えば、後輩芸人と一緒にいるときにかけず小僧と遭遇した場合、直接注意すると揉める原因になりかねないため、「わざと後輩に“かけず小僧”をやらすんですよ。汗を流さずに入ろうとしたところを『お前な、サウナ界において、それは一番悪いことやねんで!』って後輩に注意しながら、そいつにも(遠回しに)言う。このやり方のほうが平和やと思う」とホランにレクチャー。
また、“サウナ好き”の高橋さんにとって、近年のサウナブームは喜ばしいことではあるものの、マナーを守らない人も増えているそうで「正直、迷惑でもありますね」と本音も。とはいえ、「“僕のほうがサウナ歴は長いから”みたいなマウントをとるつもりはないですし、みんなと一緒の気持ちで楽しんでいきたい」と言います。
そんな“サウナ愛”は肥大するばかりで、「こうなったら“自分でサウナを作るしかない!”って思ってる。(いま住んでいるのは)賃貸なので家に作るのは無理やから、東京から1時間半ぐらいにある空き家を買って、その庭にサウナを作る、という計画をいま練っていて、ちょうど物件を探してるところ」と今後の夢を語ります。
そして、「サウナ+水風呂に入らへんかったら、自分の気持ち良さというか、心のコントロールができないんですよ。だから毎日行きたいんです」とサウナに魅了される理由を語っていました。
ホランが「女性におすすめのサウナ」を尋ねると、高橋さんは「女性向けのサウナ施設はすごく少ないんですよ。ただ、レディースデーが設けられることがあって、これを狙ってほしい!」と声を大にします。なかでも、高橋さんがおすすめしたのは、東京・上野駅から徒歩1分のところにある「サウナ&カプセルホテル北欧」のレディースデー。
サウナストーンに水をかけて熱い蒸気を発生させることで、より発汗作用を促す「ロウリュ」がサウナ好きには知られていますが、高橋さんによると「アウフギーサー」と呼ばれる仰ぎ手のプロがいて、
「いま業界を騒がせている“シャケ&スズキ”という2人組がおるのよ(※鮭山未菜美さんと鈴木リクさんによるペア)。この2人のアウフグース(ロウリュをおこなった後に、立ち昇った蒸気をタオルなどであおぐ行為)がめちゃくちゃいいんですよ。
なにがいいかって、(アウフグース中は)熱風をかけてくれるときに、(サウナ内の)温度がめっちゃ上がって苦しいんですけど、そのときに2人がiPhoneでJ-POPをかけてくれるのよ。その選曲がめっちゃええねん!」と太鼓判を押します。
そんなある日、高橋さんがサウナ室で一番聴きたかったという「ちょこっとLOVE」(プッチモニ)を鮭山さんにリクエストしたところ、曲を流してくれたことがあったと言います。
すると、その曲が流れたら、サウナ内にいたサウナーたちが熱風に耐えながらもリズムに乗ってくれて、なんとも言えない一体感が生またそうで、「未菜美ちゃんに『めっちゃよかったやろ?』って言うたら、『いままでで一番盛り上がりました。(これから)キラーチューンにします!』って言ってくれて。その後、レディースデーのときもやってくれているらしいねんけど、女の子たちもめっちゃ盛り上がるねんて!」とうれしそうに語ります。
それを聞いたホランは「サウナにいるときの熱さと汗の量って、非日常じゃないですか。そこで(ノリノリの)音楽がかかったら、ブチ上がりますよね(笑)」と興味津々の様子でした。