2021/06/10

Drive Discovery PRESS Vol.10 編集後記

DDP編集部

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Drive Discovery PRESS、旅先では必ずその地方のスーパーで、その地域の調味料を買うことにしている編集部員Nです。台湾、インドネシア、シンガポール、ブラジル、アルゼンチン・・・言語がわかる国のものはまだしも、全く読めもしない表示を眺めながら、適当に炒め物に入れてみたりするといつもの自分の部屋が異国の香りに包まれて、ふと違う表情になる瞬間がたまらなく好きだったりします。そんな調味料好きにとっても大興奮だった今回の収録。
ホラン編集長もいつになくハイテンションで「職人醤油」代表の高橋万太郎さんの醤油トークに惹き込まれていました。

元々は、サラリーマンだったという高橋さんですが、日本の伝統産業に関わりたいと会社を辞め、日本全国を旅する中で出会った様々な伝統産業の商材の中から一番身近な「醤油」を専門に扱うと決められたそう。そこから、醤油について勉強し、起業から2年で直営店をオープンするまでに。今では、日本全国の選りすぐりの蔵元の醤油を扱い銀座松屋にもお店をオープンされています。

高橋さんの「職人醤油」で扱っているのが、100mlという小瓶の醤油。醤油というと昔は大瓶、最近でも500mlなどが多いですが、この小瓶が実は醤油の美味しさと関係しているそうなんです。というのも、醤油は1ヶ月で使い切るのがオススメだそう。高橋さん曰く、1ヶ月以上経つと「別物」だそうで、醤油は開けた瞬間から酸化が進んでいるんだそう。だからこそ、小瓶で美味しいうちに使い切るというのがオススメなんだそうです。

ちなみに、簡単に醤油の状態を確認する方法は、「香りを嗅ぐこと」。ちょっと嫌な香りがしたら、それはアウト!醤油本来の香りは香ばしい香りで、屋台の焼きとうもろこしのような香りだそうですので、ご自宅の醤油、チェックしみてはいかがでしょうか?

全国の蔵元を回っている高橋さんですが、やはり醤油作りの職人さんたちの技には目を見張るものがあるそう。熟成期間を季節によって変えたり、その年の天候によって作り方を変えたり。ちなみに今年は西日本は梅雨入りが早かったため、「作り手さんたちも焦ってるんじゃないかなぁ」とお話されていました。 ホラン編集長の前にずらりと並ぶ醤油瓶・・・次週のDrive Discovery PRESSでは、いざ試食へ!!

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