オンエアレポート

03
18
Mon

ゲストは・・・指揮者の西本智実さん

今日は、指揮者の西本智実さんをお迎えしました。

昨年、日本フィルハーモニー交響楽団とミュージックパートナーとして契約されたというニュースが話題となりました。

西本さんが初めてコンサートを観に行ったのが3歳の頃。それがとても楽しくて、レコードの聞き比べをしていると、自分が聞いた音と、レコードから流れる音が違うと思ったそう。お母さんに聞いたところ
「指揮者が違うからじゃない?」と言われ、それから指揮者の人に注目して観るようになったんですが、素晴らしい指揮者の時には彼が動いた手の先に音符が見えて、その音が流れてくるのがすごい!と思い、家に有ったオーケストラのスコアを見て、この楽譜を書いた人がすごいと思って、そこから作曲の勉強を始めたんだとか。
作曲が先だったんですね〜。

小学校の卒業アルバムには既に「作曲家、指揮者になりたい」という夢を書いていた西本さん。
大学に入った時、たまたま新作オペラの仕事で編曲を手伝ったことから、次は照明のキュー出し、字幕・・・とやっているうちに、助手になって欲しいと言われ、そうするうちに副指揮になってくれないか、ということで大学時代からオーケストラの副指揮を任されるようになった、というお話もしてくださいました。

そんな西本さんがプロデュースされる舞台『ロメオとジュリエッタ』、今回は台本・振付など基本的に全て西本さんが考えられているんだとか。
オーケストラの演奏を聴きながらバレエを観て、字幕もあるという「音楽」「身体表現」「言葉」を融合した作品となっています。
3月27日(水)・28日(木)の二日間、Bunkamura オーチャードホールで公演予定となっています。
詳細は西本さんの公式HPをチェックしてみてくださいね。