ディアフレンス

TOKYO FM / JFN 38stations
Mon-Thu 11:00-11:30

番組へのメッセージ

坂本美雨
パーソナリティ
坂本美雨

On Air Report
ゲストは…稲垣吾郎さん & 阪本順治さん
[0207Thu]

「もちろん危機感もあったんですけど。これまでの事が全て、無くなる訳ですから。未来の事なんて想像つかない。ゼロになる覚悟で僕らはやってたので。まさかこうやってね、また映画で、こうやって番組に呼んで頂けるなんて夢にも思ってなかった事なので。でもその時間は本当に良かったなぁと思いますし。」
「特に自分自身と向き合う事が出来たかもしれない。やっぱり考えるじゃないですか、時間があると。忙しいと忘れさせてくれる事とかもね(笑)…弱い自分を発見できたかもしれない。自分には弱い部分は無いなって麻痺させてた自分がいて。鈍感力じゃないですけど。そのぐらいしないとやってけなかったっていうのもあるかもしれないし。役柄は繊細な役が多いんですけど(笑)意外と鈍感な自分も多くいて。」
「でもなんか、そういう弱い自分、不安な自分。そういうのを知るってすごい大切だなって。僕らって役者の仕事だからそういう傷ついた心とか弱い気持ちとか分かってなかったらそういう人を演じる事も出来ないから。なんか人間らしくなったのかもしれないです。年齢的な事もあるのかもしれない。43とか44とかになると。今まではそういう事気にせずに逆にやらなきゃ!って麻痺させてたのかもしれないです。そういった時間も勿論大切だったと思うし、今までの事もね。あとはやっぱりありがたみというか。周りの人とか。大切なものをもう一度見つめることが出来たっていうのも、今となっては良い時間だったと思います。」
〜〜〜
Q、阪本監督が残したいものは?
「若い時は大袈裟に言うと”歴史に名を残したい”くらいのそういう欲、映画づくりの勝負ごとというのもあって。そんな事出来る程まあ才能も無かったんでしょうけど。色々自問自答しながら幸せな事に僕に撮らせてくれる方がいらっしゃったんで。でも環境が整っても、自分は一体何を求められてんのかなとか、何したいんだろう自分とか、無理にネタを見つけてきては、これでは2時間ドラマにはならないと、そういう一人で悶々としてましたよ。」

[P.2/3]

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