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2024-03-27 ふかわりょうさん [0327Wed] ふかわりょうさんをお迎えしました! 1984年デビューで今年は芸歴30年。 そして8月には50歳を迎えるふかわさん! 初の書き下ろし小説『いいひと、辞めました』が 新潮社より発売されました。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 四十路の独身男、平田は自他ともに認める「いいひと」。 だが、モテない。結婚はおろか恋人すらできない。 「いいひとなんだけどね……」って、もういい! こうなったらとことんサイテーになってやる! 立派な「サイテー男」になるべく向かった場所とは―― ーーーーーーーーーーーーーーーー ★「いいひと、辞めました」新潮社★ ふかわりょうさん 「“いいひと”なのに足を引っ張る現象。 こと、恋愛においては、私の周りを見渡しても ダメ男に惹かれる女性は少なくない(笑) わからなくもないんですよ。恋愛はどこか 偏りのある人に魅力を感じるものの 痛い目を見る人もいる。 でも“いいひと”であることが良い作用をしないのは 世の面白いところ。 もう一つ、私の原動力になったモチーフが “天才のB面どうしますか”ということ。 偉大な作曲家たちが偉大なメロディーを生んでいるけど ひとたび私生活を覗くと、破綻している。 B面はA面とはちょっと違うものではあるけど じゃあB面が破綻していたら、そのレコードを 社会は破棄してしまうんですか?という問いがあります。」 美雨さん 「昨今、B面が叩かれて…でも私たちは それの恩恵を受けてきたじゃない、ということが 本当にたくさんありますよね。」 ふかわりょうさん 「B面がけしからんじゃなくって、そこの関係性を 丁寧に我々は受け止める段階になろうとしているのかなと。 もちろん天才であれば、何をしてもいいわけではないけれど 前[P.1/2]次 |