今日、明日のゲストは…今週9日に、ニュー・アルバム
『TWIST』をリリースされる、矢沢永吉さん。
初日の今日…矢沢さんが感謝しているのは…『日本武道館』。
赤坂: 日本武道館で100本以上 LIVEをされている矢沢さん。日本武道館で、最初にLIVEをした時と、今とでは、価値観は変わってきましたか…?
矢沢: 「そうですね… 一番最初にやった頃は、誰もまだ日本のアーティストが武道館で、Rockをやっていなかったかもしれない… 当時、外タレばかりが武道館でLIVEをすることが多くて 反発があったんですかね… だから俺がやるよ… そこが最初のスタートでした。」
赤坂: ソロ・デビューされて、1年目が…中野サンプラザ。 2年目が…日比谷野外音楽堂。 そして3年目に…日本武道館。 もの凄い時代でしたね…?
矢沢: 「中野サンプラザの時は… 俺、一人でやれるのかな?と、不安が交差する様な、ソロ 一年生。 ちょうどその頃、生まれた言葉が…『リメンバー佐世保』 キャロルを解散して、初のLIVE。 キャパ1000を超える会場で、初のソロLIVEをやったんですが… 売れたチケットは、200枚〜売れたか売れないかぐらいで… それだけだと会場の前列が埋まるぐらいのお客さんだけ… LIVE当日、土砂降りの雨の中、俺を支えてくれるスタッフが、タダでチケットを配りに走ってくれていた… 悔しかったねぇ… あんまりにも悔しくて… で、結局。 ガラガラのLIVE会場へ… そして言った第一声が「お前ら良く来たな… 約束する。 今、この場で約束する。 俺、日本一になるからな… だから、絶対に俺を見ていてくれ… 今日は、どうも… 本当にありがとう。」と言って… 悔しさと、嬉しさと、見とれよ… と、そして生まれた言葉が…『リメンバー佐世保』 佐世保の夜は忘れないって言ったんだよね… でも、そこからトントン拍子で「日本武道館」へ…」
赤坂: 初の日本武道館で、矢沢さんは… コートを着て、イントロが流れるなかステージに上がってきて、それを脱ぎ捨て… 白のパンツ、白のサスペンダー、黒のワイシャツを着た矢沢さんが… センターマイクの前まで歩いてきて… 矢沢さんは思いっきり足を開いて、両手で武道館のステージを「バチーンッ!」と、叩いたんですよね… それを見た時、僕は… Rockの土俵入りを見たような気持ちになりました。「日本武道館… 今日ココは、俺のものと言わんばかりに…」
矢沢: あの当時は… 「やったるぞ〜!」という気持ちと、今日、日本人で初めて、ココ武道館でLIVEをやるよ… なんて気持ちがあったんだと思います。
ソロ・デビュー当時は、まったくお客さんが入らなかった矢沢さんのLIVE会場。 数年後… 初めて日本武道館でLIVEをした時には、目の前に沢山のお客さんが… 矢沢さんのファンの方。 スタッフ。 そして、日本武道館へ… 「感謝」という言葉を言わずにも、矢沢さんの感謝の気持ちが伝わってくる、とても熱くて、真っ直ぐなメッセージが込められているお話しを伺えたように感じました。
明日も、矢沢永吉さんと一緒にお届けします。お楽しみに♪
リスナーの方から寄せられた「あの人へ届けたい“ありがとう”」
ラジオネーム:ゆみりんさんからのメッセージ
赤坂さん いつもお仕事しながら聴かせてもらっています。 このコーナーが気になっていたのですが、やっとメールさせてもらえました。
私が感謝してやまない人“母”に「ありがとう」が言いたくて誰しも思うことですが、もっと親孝行しいてあげれば・・・近くに住んでいるのでいつも心の中では思っていますがなかなか つい最近も骨折してますます老いを感じる日々ですがすこしでも長くこれからもまだまだ色々教えてもらわなければならないので健康に気をつけて元気でいて下さい。ありがとう〜そしてこれからもよろしくと伝えてください。 ^^v