「更年期」との上手な付き合い方
辺見えみり(タレント、ブランドディレクター)×森田敦子(植物療法士)
2024
03.22
自分をちゃんとケアしてあげよう
- 辺見
- 去年の暮れに47歳になって、急激に年齢的に、もしかしたら更年期なのか?ちょっと目も見えづらくなってきたとか、変化が起きてきましたね。
- 森田
- プレ更年期という言葉は専門的にはないと言われてはいるけど、やっぱり、35歳から45歳ぐらいで、少し女性ホルモンのバランスが落ちてくる。47歳って一番劇的なときよ。
- 辺見
- そんな気がして46歳より47歳になった今の方が今までと違う変化が体に表れるんです。
- 森田
- 粘膜とか膣も乾くんだよ。簡単に言っちゃうと膣も萎縮し始めちゃうのよ。だから潤いを与えてあげなきゃいけない。
- 辺見
- 今までと違うことにちょっと怖くなり、不安になり、その不安が毎日になると、より一層、みんなは違うのかなとか、聞けないじゃないですか?
- 森田
- そういうときにいいハーブがあるの。ラズベリーリーフと言って、実ができる、種ができる前の葉っぱのラズベリーリーフとエキナセアの2つを足してあげて、お茶として飲んであげるだけで、特に、生殖器にもいいというか、粘膜や粘液をしっかりと増やしてくれる作用を高めるハーブなの。疲れやすくなったり、目がしょぼしょぼしたり、あとそうするとどうしても粘膜、粘液と口も乾きやすくなるので、ケアしてあげる必要があるわけ。ちょっとケアしてあげるだけで、55歳を超えてきたあたりから、抜群じゃんっていう身体になる。
- 辺見
- 未来は明るい!だから、ここでやるか、やらないかで、結構違うということですよね。
- 森田
- 更年期は大変だよ、つらいよと言ったらみんな不安になるじゃない。
- 辺見
- いずれ終わるから我慢だよみたいな。
- 森田
- 大丈夫。みんな、不安を煽るのよね。私がフィトテラピーで学んできた中で、一つの大事なことは、ハーブが一番大事ではなくて、自分の体をケアして手当をしてあげること。バスソルトをお風呂に入れて温めてあげる、夜寝るときは、シルクのアイマスクを使ったり、アロマテラピー効果だったら、ゆずやゼラニウムでもいいし、ちょっとボディーマッサージして、それで気持ちを休めてあげられるようなパッションフラワーとか、エキナセアのお茶を飲んで、今日は寝ようと。たったそれだけのことが次の日違う。だからこれを繰り返していってみて。私、閉経を終えてみたら50代後半、楽な体になって、いけるじゃんって思うもん。
- 辺見
- ようやく世の中からも、年齢的には認めてもらえ、ある意味、大人として、女性だって、やっていけるんだという年齢になったのに、私自身、元気がないと駄目じゃん。
- 森田
- だから本当に冷えを取ってあげることと、例えばちょっと温めてあげるようなショーツとか、膣が萎縮しないような膣トレのボールとか、そういう情報もいっぱい出てきたしね、手をかけてあげて、今日もご苦労様っていう、そういう気持ちで毎日過ごしたり、手当をしてあげることで、本当に女性の体は応えてくれるのを50歳を過ぎてわかった。
人生100年時代に向けたものづくり
辺見さんは、「人生100年時代の母と娘」というテーマで、スキンケアブランド「mizuka」を立ち上げフィトテラピーとサイエンス、この2つの要素から誕生したスキンケアシリーズを発表しています。
- 辺見
- 人生100年時代、自分のためにも、母のため、娘のためにも何か作りたいと思っていて、もちろんすでにあるものでも、幸せだけど、自分がそれを作ったらどうなるんだろうっていうので、最初、森田さんにカフェでちょっと話したいんだけどと言って、自分で会社を立ち上げて、大変なのはわかっているけど、ある意味最後に頑張っていく、中心のものとして、そういうものを作っていきたいとご相談して、中身を一緒に作ってくれて、それを応援するよと言ってくださって、お話してからもう2年3年ぐらい経つのかな。
- 森田
- 「MIZUKA」誕生の秘話よね。私、忘れないよ、ホテルのロビーで、自分のファミリーヒストリー、そういう伝わっていく命みたいなものに、いくつになっても大事に使ってもらいたい、そういう商品を作ってみたいんだって言って。
- 辺見
- 私はオーガニックだけではなくて、元気に効くものも欲しいし、優しい香りも欲しいし、両方は、可能ですかって?「できるよ、できるよ。やってみようよ」と言ってくれて、ラボに行ったりして、
- 森田
- 研究室に一緒に行って、実験して、京都や鹿児島のもの、その土地の自然のものを入れてあげたいよねと言って、例えば、京都丹後の120年続く酒造さんのお水、
- 辺見
- 京都は、母親の生まれた場所で、父親が鹿児島で、その鹿児島の一番古い精油の畑をたまたま私がインスタでフォローしていて、そこにご連絡したら「ぜひ来てください」と言って、行ったんですよ。レンタカーで山を越えて、鹿児島からもう何時間かかったかな。すごいところにあって、そこに行くまでの間に、木の根っこの強さとかが高速道路から見てもわかるぐらいで、山道に入ったら、急に雨が降って、その雨にしたたった植物たち、こういうところで育った植物だったら絶対にパワーをくれると思って。
- 森田
- よく土地のパワーというけど、ちゃんと下からフォサマグナが上がってくるようなミネラルが含めまれたところの植物と京都の丹後のお酒に使う水で作ろうってことになったんだよね。
- 辺見
- しかも、酒造さんのお水も合う、合わないがあるんですよ。それで実験して合ったという奇跡もあったりして、
- 森田
- 1から全部自分で作り上げていき、ラボにも入って、研究や分析にも携わり、その場所にも行くなんて、なかなかない、すごいなと思った。えみりちゃんが開発する上で、こだわったのは、この成分がいいねということだけではなくて、やっぱり日本に生まれて、女性として生まれて、そこに生命のバトンを大事にしていきたいというフィロソフィーにもすごく真摯だったよね。だから私は、あの開発は忘れないな。
- 辺見
- 母親も使っていてくれていて、それ以外使えないと言って、まさかの兄も、使ってくれていて、うちの娘も朝起きた時や夜、寝るときに絶対「MIZUKA」の化粧水を塗って香りを嗅いで寝たいと言って、
- 森田
- ママから娘に、また娘から娘に伝えていく、日本の女性のたおやかさ、手をかけて、ケアをする心は、やっぱり伝わっていくと早いよね。
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番組の感想、メッセージをお待ちしています。送っていただいた方には、月毎にプレゼントをご用意しています。
今月は、Saredoのpastel bicolor ペアマグです。なめらかな口あたりのマグで、飲み物をもっと美味しく。シックで甘すぎないグレイッシュなパステルのバイカラーが、いつものテーブルやお料理をフォトジェニックに彩ります。
(令和6年 能登半島地震 復興支援商品)
※こちらの器は製造元であるNIKKO社の素材「ニッコーファインボーンチャイナ」が使用されています。同社ではボーンチャイナを肥料にリサイクルする技術を開発しており、循環活動を進めております。
こちらを2名の方にプレゼントします。
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