デイリーに着物を!
安田美沙子(タレント)×真藤舞衣子(発酵研究/料理家)
2023
09.22
着物を仕立てる
- 安田
- 実は、ラジオですが、今日は着物で来たんですよね。
- 真藤
- そうなんです。私たち着物です。今朝、美沙子ちゃんの家に行って、
- 安田
- マイマイに着付けをしてもらって。
- 真藤
- 今日は、夏着物です。一重。
- 安田
- マイマイのもすごい素敵なお着物ですね。
- 真藤
- ありがとうございます。祖母の着物です。
- 安田
- 現代にもすごい合うというかオシャレな雰囲気もありますね。
- 真藤
- 黒地にちょっと秋の菊や秋の草木の柄が、細かく入っていて、黄色い帯ですけどもこれも秋草。
- 安田
- 組み合わせが素敵ですね。
- 真藤
- ありがとうございます。今日は、美沙子ちゃんに着付けをするため急ぐので私は付け帯にしたんですけど、
- 安田
- 付け帯は、ぱっとつけたら完成するということですか?
- 真藤
- そうなんです。元々、普通の帯だったのを、夏だと、暑いのですぐ着られるように、付け帯に作り直しているんですね。
- 安田
- 欲しい!私の着ている着物もマイマイの行きつけのお着物さんで仕立ててもらったんですけど、濃紺に白で、
- 真藤
- ちょっと透け感がありますね、十字絣みたいなかんじ。
- 安田
- 色ものは持っていたんですけど、こういうシックなものは持っていなかったので、いざ買ってみるとすごい使いやすくて。
- 真藤
- やっぱり着物は長く着られるものなので、年齢ごとに帯を変えれば良くて、今回この墨流しの帯、
- 安田
- すごい悩みましたもんね。
- 真藤
- これ素敵ですよね。本当に素晴らしいなと思って絶対に美沙子ちゃんに合うなと思って選ばしてもらいましたけど、お似合いです。帯を少し色ものに変えてもいいですし、お茶もお稽古もいけるし帯は何にでも合いやすいので、浴衣もいけます。
お気に入りの着物姿で向かいたい場所!
- 安田
- 前にマイマイとも一緒に行った白洲次郎さん・正子さんの旧邸「武相荘」でセンスを学べました。本もいっぱい買いました。
- 真藤
- 銀座に「こうげい」という白洲正子さんのお店があったんですよ。祖母がそこのお客さんで、そこでよく着物を買っていたので、未だにそれは着ています。
- 安田
- 私、白洲正子さんの着物の本も買ったんですけど、合わせ方が自由自在というか知り尽くしてからの自由だと思うんですけど、おしゃれですよね。
- 真藤
- すごくセンスが良くて、あの感覚を身につけたいなと憧れますよね。
- 安田
- 白洲正子さんのセンスを見てもらったら、着物はこういうのもあるんだと思ってもらえそうですよね。
- 真藤
- あと器も目利きなんですよ。なので、そういった世界観を、一度体験されてみてはいかがでしょうか。
- 安田
- 私、骨董の知識が全然ないので、マイマイと一緒に京都の骨董市に行きたい!
- 真藤
- 次回そうしましょうか。私は一応ルールを決めていて、行くときに買うものの予算を決めるんですよ。その予算の中で見合うものを買ったりしています。