コロナ禍を経た海外の”今”
平子理沙(モデル、タレント)×George(ヘアメイクアップアーティスト)
2023
01.13
L.Aの魅力!
まずは、平子さんが、高校、大学と思春期を過ごし、ずっと行き来している第2の故郷、ロサンゼルスへ!
- George
- 平子さんは、L.Aにご実家もあるから行っていると思うんですけど、私は平子さんが写真集を出した時に、一緒にL.Aに行った以来ずっと行けてないんですよ。
- 平子
- 何年前だっけ? 5年ぐらい経っちゃうかな。
- George
- そうですよね。今のL.Aはどんな感じですか?
- 平子
- コロナ中にも、L.Aにも行っていて、メルローズ通りやショッピング街はクローズしたお店もあったけど、段々今また復活してきて、この間、夏に行った時はもうマスクもみんなオフになっていたので、前みたいに戻っているイメージはあったんだけど、やっぱり好きだったお店がなくなったりはあるんだけど、また活気が出てきて元気になってきていると思います。私、オーガニック化粧品が大好きなのでアメリカに行くとオーガニックのものがすごいたくさんあって、それが普通に手に入る。そういう面では、スーパーマーケットに行くのも楽しい。
- George
- L.Aに行った時、みんなで「WHOLE FOODS MARKET」に行きましたよね。
- 平子
- 化粧品とかいろいろ買ったりしたね。今、「EREHWON」という「WHOLE FOODS MARKET」よりもさらにハイエンドなスーパーマーケットが注目で、ビバリーヒルズやカラバサスとか高級住宅街にあって、そのスーパーマーケットが、スーパーの紙バッグも椰子の葉っぱの袋で、すごくおしゃれで、なんでも高いんですよ。でもどこにも見たことがないオーガニック化粧品もあったり。あと、有機でないと取り扱わなくて、ちょっとでも添加物が入っていたら扱えませんというスーパーなので、かなりストイックですよね。キム・カーダシアンとか、そういうセレブ系の人たちがいつもいるようなスーパーで、ちょっとおしゃれな主婦の方も来ていて、野菜でもお肉でも、びっくりするような値段ですけど、品質は良かったり、そこに、ピザを窯で焼いてくれるデリみたいのがあって、焼きたてはふかふかで本当に美味しい。その場でオーガニックの野菜やフルーツを使って、シュガーもいろいろ選べて、マヌカハニーを入れてくれたり、アガベとかシロップも選べたり、コーヒー、紅茶から何もかも全部有機で、そこも楽しくて、行きますね。
- George
- 行きたい!
- 平子
- ぜひ今度来たら絶対一緒に行きたい! 本当に楽しいスーパーができて、いろいろ行くところがまた増えちゃって。
- George
- さらに高級スーパーができるということは、アメリカ人たちが、それだけみんながこだわっているということですよね。
- 平子
- 普通のレストランに行っても、例えば、オーガニックサラダとかオーガニックジュースをオーダーできたり、グラスフェッドビーフを使っていたり、日本だと特別なレストランに行かないとオーガニックのものが食べられないけど、向こうは普通にメニューにあるので私はあまりL.A以外に行かないからちょっとわからないんだけど、もしかしたらL.Aの人たちが特にまたヘルシー志向が高いのもあるのかな。ヨガとか運動とか、みんなするし。
- George
- 走ったり、トレーニングをしていますよね。
- 平子
- 山に登ったり。
- George
- 海も山もあるからそれがまたいいですよね。
- 平子
- L.Aの好きなところは、街もあって最先端のファッションやメイク、スキンケアも知れるし、だけど、山、海もあって四季もあって、ちゃんと紅葉もあって、そこが好きなんですよね。
- George
- 過ごしやすいですもんね。
- 平子
- そう過ごしやすい。
ソウルの最新スポット
韓国コスメや韓国情報を発信する専用のインスタのアカウントがあるほど韓国に精通しているGeorgeさん。昨年の夏から、再び、韓国に通い出し、最新トレンドをたくさんキャッチしてきているとあって、ホットな情報をシェアしていただきました!
- 平子
- 韓国の最新スポットでおすすめのところを教えてほしいな。
- George
- 聖水洞と漢南洞というエリアです。江南や狎鴎亭ももちろん人気ですけど、聖水洞が日本で言うと清澄白河みたいな感じのエリアで工場地帯をリノベーションした街。おしゃれなセレクトショップやカフェがあったり、「DIOR」も聖水にコンセプトストア「DIOR SEONGSU」を作ったんです。
- 平子
- 行ってみたい!
- George
- 漢南洞は、ビューティースポットですかね。今段々、そっちに新しい店舗とかフラッグショップを出し始めていて、すごい流行っているのがハンドソープやボディーソープの香りを楽しむ「NONFICTION」というブランドで、男女関係なしに並んでいます。韓国人は並ばないんですけど、最近はみんな並んでいるんですよ。香りがめちゃくちゃいいんですよ。
- 平子
- どんな香り?
- George
- いろんな香りがあるんですけど、見た目もちょっとシンプルでスタイリッシュな感じでユニセックスな香りというんですかね。
- 平子
- だから男性も並んでいるんだ。
- George
- 日本だと甘い香りやフラワーな香りがあったりするんですけど、すっきりした香りが多いですかね。さらに、日本でも人気のブランドが、漢南洞に店舗を構えたり、代官山みたいな感じですかね。この前、漢南洞で美容院に行ってきました。
- 平子
- 向こうの美容院に行ってみたの?
- George
- はい。行くのが好きで、ヘアメイクしに行く時もあるんですけど、漢南洞の話題のところに行きました。
- 平子
- やってみたい。どうやって見つけるの?
- George
- インスタで探しています。好きなスタイルをインスタで探して、ヘアスタイリストさんのスタイルを見て、この人のスタイルが上手だなと思って、予約して行きました。
- 平子
- 今度、行ってみたい!教えて!
- George
- もちろんです!
*平子理沙さんのエッセイ「きれいになるマイルール」は宝島社より発売中です。