コロナ禍におうち時間を充実

芦田多恵(ファッションデザイナー)×柄本弾(バレエダンサー)

2021

06.25

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世界をまたにかけて活躍されているお二人ですが、新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態に直面し、誰しもが「新しい生活様式」を余儀なくされました。そんな中、お二人は、どんな日々を過ごしていたのでしょうか。

身体に優しいスープ



柄本
自粛中、料理にハマりました。料理すること自体は昔から好きだったので、

芦田
インスタの写真を毎日楽しみにしていました。

柄本
バレエが全然できなかったので、体を維持する意味でもやっぱり食生活はすごい大事なので、できるだけ同じようなものを作らないように、時間はいっぱいあったので、早い時は昼の3時、4時から、ゆっくり作り始めていました。基本的に調味料も毎回、目分量なので、同じように作れないんですよね。

芦田
メカブが必ず付いていましたよね?

柄本
あの時、メカブがブームで、好きになると同じのばかり食べたりとか、多恵さんそういうのないですか?

芦田
ちょっとあるかもしれないですね。おすすめレシピは?

柄本
基本的に野菜、お肉を中心にしているので、スープを作るのが多くて、残っている野菜を適当に刻んで、お鍋に入れて、日によっていろいろですけど、和風だし、中華や洋風にしたり、バラバラですけど、大きめの鍋に何日分かをまとめて作ることが多くて、ちょっと小腹が空いた時に便利なのでスープの作り置きはよくしますね。

芦田
体に良さそう。

柄本
レッスンしている時だと毎日何カロリー消費しているか分からないぐらいバレエはハードなので、自粛期間中でも太ることはなかったですね。1 kg も太らなかったです。

芦田
自主トレーニング動画もアップしていましたよね。すごいのやっていましたよね?

柄本
椅子の上で逆立ちして腕立て伏せをしました。危ないから絶対にやらないでって怒られました(笑)。


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瞑想のメリット



一方、芦田さんは、現代社会においてさまざまな効果があると言われ、最近では、実践する方も増えてきたという、「瞑想」を始めたそうです。

芦田
ステイホームになってから毎朝、瞑想を始めて、

柄本
何分くらいやるのですか?

芦田
大体、20分くらいだけれども、ほぼ毎朝やっていても、まだちゃんとできてなくて、自己流だし、邪念だらけですが(笑)。でもちょっと朝、20分でもそういう自分と向き合う時間を持つことが、気持ちがいい。それは本当にステイホーム中に習慣になりましたね。

柄本
どうして瞑想を始めたのですか?

芦田
前からやりたいと思っていて、友人が、絶対に瞑想した方がいいよと教えてくれてコロナの前はどうやってそんな時間を見つけるのか、しかも朝の20分は大きいじゃないですか。

柄本
朝の20分は、ベッドにいたい派です。

芦田
だけどそれを習慣にし始めたらベッドにプラス20分いるよりかは起きて瞑想した方がいいという発想に変わったんですよ。

柄本
それは自分のコンディションが良くなるとか?

芦田
よくなりますね。自己流だから邪念と闘っているだけだけど、時々、ちょっと無になれる時間があって、そうすると、頭の中にごちゃごちゃしたものが、スッと解消されたり、答えが、ひゅっと浮かぶことがあって、それが自分にとってとても大きな心の支えになったりしたので、今もずっと続けています。


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