アロマのすすめ

中林

『MAROA』を立ち上げたのは38歳の時で、40代を迎えるにあたって、ちょっと不安があったの。髪の毛もパサパサしてきて、白髪も出てきて、なんかしなくてはと思った時に体にいいものを使いたいけど、いいと思えるものが何もなかったの。だから、ブランドを作ろうと思って、そこから開発をして、シャンプーを作った。

LiLy

モデルもやっていくけど、もう一つ軸になるキャリアをここで作らないとみたいなターニングポイントを迎えている時を覚えていて、アロマもちゃんと一から勉強したいと言って、資格を取っていたのも覚えている。

中林

いずれは、『MAROA』が独り立ちして、私がやっている『MAROA』ではなくて、『MAROA』は中林さんがやっているとなれたらいいなと思っていて、本当に立ち上げの時から2年間はがむしゃらに働いた。

LiLy

アロマの感じをシャンプーにしたのは、これまでになくて、はじめてだったよね。

中林

香りにすごいこだわって、私もやっぱり37、8歳の時にアロマにすごい助けられたの。香料を使ってなくて、精油だけで香りをつけていて、使用感や泡立ちとか、オーガニックで植物性だけど、こんなにいいものはないと自分でも思っている。ここには負けたなと思う商品が出てきたら、やめる。自信を持って届けたい。

LiLy

ボディシャンプーもいい。

中林

あれもオイルっぽくなっていて、保湿にこだわったの。なぜならすごい30代後半から乾燥するでしょ、だからあれは私が本当に使いたいシャンプーとボディソープなの。

女性同士の連帯感

中林

私もLiLyも仲は良いけど、べったりではないんだよね。でも信頼関係があって、根本的にこの人が好きというのがある。

LiLy

そこが大人になるってすごくいいなと思う。別に他の人と仲が良いからといって、ヤキモチも一切ないし、いい意味でドライで、リスペクトがある。例え、男が絡んだとしても、私はピースっていうのを最近、実感したことがあって、醜くならない自信がある。結構、女性は、印象操作をされてきたと思っているところがあって、”ママ友は怖い”、”女同士の対立”、”既婚と独身がバチバチ”ですよとかメディアが作ってきた。でも踊らされないと思っているから。女は仲間だし。女同士で足を引っ張り合うとかは印象操作されすぎてきたこと。

中林

私たちの周りの友達は、精神的に自立をしていて、一人でも立っていられる女性が多い。でも、ファンの人の話を聞くと、ママ友と上手くやれないとか言っていて、頑張ってしまう人が結構多い気がする。私は、全然ママ友いなくていいと思っているし、そんなの一人でいればよくないと思ってしまう。

LiLy

初めての育児の時に葛藤したのがそれで、自分だったら一人でもいいんだけど、自分だけママ友の輪に入らないことで、子供がハブになったらどうしようというのはあった。

中林

そうだね。確かに。

LiLy

いろんなママがいるからね。自分以外にポツンとしているママがいたら、その人と話せばいいし。

中林

私もママとも全然仲が悪いわけではないんだけど、どこのグループにも属してなくて、私はそれがすごい楽だからそうしている。