ワークアウトが続く秘訣

優木まおみ(タレント・ピラティスインストラクター)×AYA(クロスフィットトレーナー)

2020

02.21

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ピラティスを始めた理由



AYA
優木さんは、ピラティスを教えているそうですが、ヨガとかいろいろある中で、なぜピラティスにしようと思ったんですか?

優木
ピラティススタジオが家の近くにあったのが、いちばんの理由なんですけど、ヨガは若い頃、何回かやったことあって、体がすごい固いから、いきなりヨガのクラスに行った時に、みんながやれることができなくて、くじけちゃったんですよね。あと、せっかちで動きたいタイプなので、あんまりハマらなくて、でも、ピラティスはその点 、60分のプログラムがしっかり理路整然と進んでいって、毎日、行くたびにどんどん体が良くなっていく、気持ちのリラクゼーションみたいなところもあるから私には合っているなと思って。とは言え飽きるかもしれないから、100回行ったらこれは本当に飽きてないということだと思い、100回行ったところで、学ぶことに決めたんです。それがピラティスをやり始めて2年ぐらい経った頃で、養成コースに行って資格を取ったら、こんなに面白かったのかと、どんどんはまり、教わる側から教える目線のことも分かると、いろんな疑問が繋がって、この良さをみんなに知ってもらいたい、体が辛いとか動くのが嫌だという人に体感してもらいたと感じ、広めていきたいと思っています。相談を受ける人がほとんど産後の人が多く、自分も出産後にすごく体のダメージがあり、そこからリカバリーするのにピラティスがすごく良かったんです。凝り固まった姿勢でずっと40年、50年過ごしてきた人を変えるのは難しく、脳が騙されちゃってるんですよ。本当はそこにあったらダメなんだっていうのを伝えていくのが難しい 。

AYA
マッスルメモリーされているから。

優木
そうそう。

AYA
それをリセットさせてあげられるかどうかというところですよね。

優木
そうなんですよ。いま、30代とか40とか私の世代は疲れたけど、マッサージに行けば良くなりましたとか、岩盤浴でよくなりましたとかまだ回復できるんですが、そこでほっておいて、50代、60代、70代になって、痛みが限界になってしまうと、そこから始めてもマッスルメモリー期間が長すぎて改善もできないし、体力自体もやっぱりだいぶ落ちてきているから、林先生ではないけど、動き出すなら今でしょっていう感じだなって思います。


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トレーニングで気持ちも鍛えられる



AYA
体を動かしてると、体が変わることばかり、とらわれがちなんですけど、実は、気持ちも鍛えられていて、トレーニングを毎日してる身でも、しんどい気持ちが押し寄せてくるんですよ。辞めたいなと思うことも今の私でもあって、辛いなあとか、今日やめておこうかなとか、逃げ腰になる時もあるんですけど、トレーニングで逃げると、人生でもう1回逃げるなと思うんですよ。だからトレーニングが人生の練習だと思って、ただ体を動かして気持ちよかったというトレーニングの向き合い方ではなくて、さあ人生の練習をするぞという向き合い方だと、ちょっと変わってくるのではないですかね。逃げたい、その敵が押し寄せてきた時に一回トレーニングで倒しておけば、人生のどこかのシーンで押し寄せてきても、一回倒してる敵だから意外と乗り越えられたりとかするので、それがプライベートのシーンなのか仕事でのシーンなのか、トレーニングで感じた自信が生きてくるんですよ。だから絶対に運動した方がいいです。

優木
わかる。クロスフィットは、ピラティスよりしんどい、強いと思うんですよね。だからそのマインドのちょっとゆるい版みたいな感じなんですけど、そこまではしんどくはないからもうちょっと気軽にやれているところはあって、朝、例えば2時間空きがあります。仕事に行く前に、コーヒーを飲んで2時間終わるか、レッスンに行くか。面倒くさいと思うんだけど行った後の爽快感やすっきりした気持ちは覚えてるんですよ。だから、奮い立たせて行くという感じですね。こんなに良さを知っていても私も今でもめんどくさいんです。

AYA
一回それで成功例を出してしまえば、人間は絶対2回目3回目があるんですよ。踏み込む第一歩がしんどいんですけどね。


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幕張ハウジングパーク内にある

三井ホームのモデルハウス最新商品「スカーラ」にて収録

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