乗馬の魅力
佐藤藍子(女優)×眞野ナオミ(起業家)
2019
11.22
「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞し、その後、数々のTVドラマなどに出演されてきた佐藤さん。現在は乗馬のインストラクターとご結婚され、千葉県でご家族が経営する乗馬クラブの近くに住んでいらっしゃいます。
一方、ホスピタリティ・コンサルティングなどを提供する株式会社ラグジュリークを設立。様々な形で日本と海外のリエゾン役を務めるのが眞野さんです。
一方、ホスピタリティ・コンサルティングなどを提供する株式会社ラグジュリークを設立。様々な形で日本と海外のリエゾン役を務めるのが眞野さんです。
出会いのきっかけは、「乗馬」
- 佐藤
- 眞野さん、今日は、ナオミさん?いつもは眞野さんと言ってしまうんですけど。
- 眞野
- 子供たちがいるからね、母の顔でしかお会いしていないですからね。
- 佐藤
- 今日は女子会みたいで楽しいです。
- 眞野
- よろしくお願いします。
- 佐藤
- もうナオミさんファミリーがうちの乗馬クラブに来て何年になりますか?
- 眞野
- 8年か9年かもしれない。長男が4歳か5歳の時なので、かれこれ10年近くのお付き合いになります。
- 佐藤
- 子供の成長は、あっという間で、そろそろ上の子が少年から青年になっていくもんね。
- 眞野
- そうなんですよ、もう中学生になったので、年長さんの時にやっとポニーに乗れるようになってから10年近く経っているので。
- 佐藤
- 最初は知り合いの方の紹介で来て頂いて、その時、ナオミさんが子供に乗馬やらせたいなと思ってきたの?
- 眞野
- そうなんですよ。実は元々、私も小さい時に少しだけかじっていて、子供たちに自然や動物に触れ合う生活をおくってほしいなと思って探していたところに、
- 佐藤
- ナイスタイミングだったんですね。でも、東京の子たちだから、うちには、虫もワンコもいっぱいいるし、あそこに行ったら怖いとか言われたらどうしようとかと思って。
- 眞野
- うちは動物が好きだったので、馬と言った瞬間に「行く!」でした。無理にやりなさいと言ったことはなくて、いまだに時間が空くと「乗馬に行きたい」と子供たちから言うんですよ。
- 佐藤
- よかった。
- 眞野
- なので、おかげさまで上の子は乗馬検定で今度2級を目指して、
- 佐藤
- 子供は、頭で考えないで乗っちゃうじゃないですか、ふたりともそういう感じで、落ちるんじゃないかなと思ってても上手くバランスを取って、だから楽しみながらやってるからその姿を見ると私も乗る時に子供みたいに頭をクリアにしています。
- 眞野
- 本当に落ちるのかなと思っても落ちないですものね。
- 佐藤
- 大人の人でも乗馬は何歳からやってもいいと思うし、わたしは、始めたのが29歳なんですけど、慣れ始めた時に、これはフィットネスジムとエステ、リラクゼーションが一緒になった一石二鳥以上のものだなって思ったんですね。体幹が鍛えられて、それでいて馬のお手入れで心が癒されて、私も乗馬を始める前は殺伐とした心状態だったんですけど乗馬を始めるようになってから、周りの人に目つきが変わったねって言われました。
馬が近くにいる生活
- 眞野
- 私はハワイで育っているので、都会と自然のバランスを保たせるのは大事だなと思っていて、
- 佐藤
- そこがベースにあるから、都会で暮らしていても子供たちに乗馬を体験させてあげようっていう気持ちになったんですね。
- 眞野
- そうなんでしょうね。今は、常に繋がっている情報化社会なので、自分で悩んだ時に我に戻れる場所、自分と馬とただただ向き合うことができるところを作ってあげたいなというのもあって、そういう意味でも乗馬は、子供たちにとって一つのスタイルであって欲しいのと、実を言うと小学校の課題で「夢の家」みたいなのを書いたりする時に、必ず馬がいるんですよ。「僕は庭で馬を飼うんだ」とふたりとも言うんです。
- 佐藤
- 飼ってください。岩手県の遠野は馬産地なんですけど、曲屋といって昔の日本家屋ですと玄関があって土間があって、そこの横に馬房があるんですよ。寒い地方なので、薪みたいのを炊いて、あったかいところにお馬さんをいれるのを曲屋というんですけど。そういう感じで作るとお馬さんと暮らせると思います。これから中学校、高校に行って、もしかしたら、海外の学校に行くかもしれない中、乗馬は、一度、体で覚えてしまうと自転車みたいな感じで感覚はずっと忘れなかったりするんで、ひとりでぱっと来てもらってもいいですし、うちの場所が無理だったら、違うところでも馬や動物と繋がって欲しいですね。
- 眞野
- 乗馬は年齢が関係ないから、年を取っていくと一つのレクリエーションというのか、頭をからっぽにして馬と自分という関係で続けてくれればと思っているので末長くよろしくおねがいします。
- 佐藤
- よろしくお願いします。